ハロウィーンの相手も、バカバカしいよ、50代の日本人男には!

 ここでちょっと、時候の話題を。 こちらでは、先週の土曜日の深夜と言おうか日曜日の未明に、冬時間になりました。 朝は、日が昇る(晴天の時だけですが、もちろん)のが早くなり、起きやすくなりますが、夕暮れが早くなり、夜が長くなります。 これから、12月15日ぐらいまで、夜の来るのが刻々と早くなります。 コワイコワイ! そして、今日から11月。 昨晩は、ハロウィーンでした。 
 
 こちらアイルランドでも、アメリカ映画でお馴染みの、子どもたちが、近所にお菓子を求めて歩きまわる行事があります。 でもずっと以前は、アイルランドでは、みんな自宅にいて、お菓子を両親などからもらっていただけのようです。 もともと、こちらの方、スコットランドか、どこかの伝統行事だったものでしょうが、アメリカに渡って、今の映画のシーンのようなイベントになってしまったようです。 
 
 この私の家にも、近所の子達がやってきて、例のTrick or Treat と言って、お菓子をネダリます。 アイルランドでは、もっと長い歌もあって、それを全部歌う子供もいますが、恥ずかしいこともあってか、小さい子やちょっと大きい子は、あまり歌いません。 こういう行事を嬉しがる、8歳から10歳くらいの子供たちが、一番元気な感じです。
 
 私の子たちが、近所に出歩くときは、妻が付き添います。 そうして、この家に私ひとりの時、別の子供のグループが来た時には、私が、玄関に出て、その子どもたちに対面して、お菓子の箱などを持ちながら、彼等の言動を見守っているということです。 こっちも恥ずかしいので、たいてい、怪物などのマスクを付け対応してます。
 
 それと、冬時間のことに戻りますが、以前にも書いたかもしれませんが、ヨーロッパの採用している夏時間・冬時間制ですが、もともとの時間は、冬時間なのをご存知の方は多いと思います。 でも、その期間は、冬時間が、約5ヶ月、夏時間は、7ヶ月あります。 夏の日長(?)をエンジョイしたいヨーロッパ人らしいですよね。 でも、私は、この制度の利点をあまり感じません。 以前(いまでもか?)日本でも、このサマータイム制を導入しようという国会議員らがいましたが、日本人の几帳面さから言って、これは、総スカンを食わされると思います。 年二回の時計の針の移動、なにより、変更した直後の約束事などの間違いなど、少々失礼かもしれませんが、その点がかなりルーズなヨーロッパ人だからできるのだと思います。
 
 ヨーロッパ大陸は、こちらイギリス・アイルランドより1時間ずれて早くなります。 今、イギリスで、この夏時間をさらに1時間早め、大陸に合わせようという動きがあります。 経済などの効率化がネライだと思います。 今のイギリスの首相は、乗り気のようですが、スコットランドなどから反対意見もあるようですし、ここアイルランドでは、夜が一段早くなるので、困る人は多いでしょう。 何せアイルランドは、一番西にありますから。 でも、アイルランドは、イギリスがもしそうしたら、絶対追従するでしょう。 何事にも、イギリスに依存していますから。
 
 まあ、ともかく、この冬時間への移行で、ヨーロッパ人は、冬への心と体の準備をするのでしょう。 そして、ハロウィーンやクリスマスなどの華やかな行事でも起こさないと、この沈鬱な冬を乗り越えることができないのでしょう。
 
イメージ 1
 
私の子どもや近所の子供たちのハロウィーン変装姿。
 昨晩、我が家には、こんな子供たちのグループが、5組ほど来ました。
 
 この写真自体は、去年のものですが、昨日もほぼ似たようなものでした。