65歳になってーーー。

 このブログの最初の方で(51歳の頃)、私は、子どもたちが20歳を過ぎて、もう特に自分の見たいものもなくなっているだろうから、65歳ぐらいで死んでもかまわないなあーー、みたいなことを書きました。

 もちろん、この記事のことは、その後もずうーと脳裏にありましたが、さて、いざ65歳になってみて(先週)、やはり、そういうわけにはいかんな、とやっぱりというか、しみじみというか、そう今考えています。 まあ、この分だと80歳ぐらいまでは、元気でいたいなー、そして、75歳ぐらいまでは、今やっている運動や軽い柔道稽古を続けていきたいなーと思っている昨今です。

 まあ、今日この記事を書いているのは、このブログ記事も、またかなり間隔があいてしまったので、存続のためにも、何か書き込んでおきたかったというのもあります。

 さて、最近の私は、主に妻との国内及び海外旅行などで、夏休みをエンジョイしてきましたが、その中で、ドイツ・ミュンヘンへ行き、あのノイシュバンシュタイン城をじかに見れたことは、一つのエポックでした。 高校生あたりの時代から行きたいと思っていた所なので、ある意味、気持ちの上でより大きな感慨があります。 まあ、姫路城の町で生まれた者としては、その対比というのが大いに影響していますがーーー。

 その姫路城の関連で言えば、私の庭にある姫路城なんですが、2022年2月20日に強風により最上階部分の屋根が吹き飛ばされ、情けない格好になっていたのですが、この初夏、一念発起して、復旧作業に取り掛かることにしました。 一番てっぺんは、築城時(?)は、最初に作り上げたところで、作業は段々下段に降りていったのですが、今回は、下段の屋根群がある中での作業なので、足場の設置が非常に難しく、修復作業がかなり難しいものになるとわかっていたので、去年の夏は、その修復作業に躊躇していたのです。

 それで、今まで約2ヶ月の修復作業で、だいぶ、工程が進みました。 まあ、完璧でないとしても(以前から完璧な城ではなかったのですが)、遠目に見て、まあ妥協できるかなという程度に復旧しているので、やや安心したというのが、正に今の正直な気持ちです。 

 実は、私にとって、この姫路城の損傷が、記述のとおり2022年の2月に起こったんですが、この数ヶ月前後は、非常に悲しいことが、3つ4つありました。 1つ目は、ここにも書いたかもしれませんが、我が家の犬、ユキの突然の死です。 去勢手術をした2日後の2021年10月31日に死にました。 本当に美しい犬でした。 2つ目は、21年のクリスマスの頃に、私の長姉が、末期がんに侵され、余命半年という情報を別の姉から聞いたことです。  そして、この姫路城の損壊のすぐ後、2022年2月24日、ロシアのウクライナ侵略戦争が勃発しました。

 以上がその悲しい出来事の主なものですが、この内、長姉は、昨年10月に死去しました。 本人の人生は、どうであったのか、最後に聞きたい気もしましたが、その私の一時帰国の予定の10日前ほどに急に容態が悪化し、亡くなりました。 

 犬のユキの死も、大いにショックでしたが、今は、その後を継いだ、秋田・ゴールデンのミックスのアキがいて、マラミュートのカミともども、我が家の人間を楽しませてくれています。

 そして、この姫路城の修復です。 となると、あとは、ウクライナ情勢だけが、まだ、懸念事項として残っているのですが、これも、近々良い結果になるといいな、と思っていますし、そうなる気がします。

 というところで、約10ヶ月ぶりの記事でしたが、最後に、我が姫路城の修理の写真をまず貼っていきます。 完全に終了したら、その写真も追加で貼ることにします。 では、皆さんお元気で!

7月中旬

9月8日に復旧完了!