私の姫路城 ⑤ 一層目二層目の壁づくり

 2週間経ちました。 非常に長く感じましたが、一方で、もう2週間かという感じもあります。
 
 この間、家族がいることで、文章を書く(キーボードを打つ)気持ちを維持しにくいことと、面白いネタがないということでの無記事でありますが、まあ、あまり集中力がないので、ネタも出てこないのかもしれません。 かと言って、この前までいっぱい書いた記事が、内容あるものだとも言えませんが、まあ、まさしく自己チュウ・主観の世界です。
 
 特に、今週に入ってからは、こちらの気温も23・24度前後にまで上がり、しかも湿気もこちらとしては多い天気が続き、少々ダレていました。
 
 それでも、外で身体を動かすDIYの方がやりやすく、姫路城にも少し取り掛かりました。
 
 それで、前回、一層目の壁として、木材を継ぎ足したのですが、あれから考えて、これでは、やはり上の階を支えるだけの強度がないと思い、折角ペンキまで塗ったのですが、その木材を取り外し、その部分にコンクリート・ブロックを置くことにしました。
 
 今回の城づくりでは、各階の屋根の部分をいかに作っていくかが、一番の難しいところなんですが、その次に難問なのは、天守閣の各階各層の枠(壁にあたる部分)をどのように設置していくか、というのがあります。
 
 ご存知のように、城の各階は、上層になるほど小さくなるので、私の姫路城では、下層の外枠からブリッジを掛け上へ積み上げるのが最善だと思うのですが、その材料をどうやって調達するか、にいろいろ悩んでおりました。
 
 本物の姫路城では、巨大な心柱を2本真ん中に通して、天守閣の上の方の階を固め、それより下は、その柱から横に張り出すような形で、各階の床張りをしていった(未確認?)、と思われるのですが、私のでは、そういう形は、ちょっと難しそうですし、城の中を空洞にして自由に出入りできるようにしたいので、本物の方法は、取りません。
 
 そこで、いろいろ考えてたところ、いつもブロックを購入する店の物置部分を物色していたら、鉄鋼製品の中でちょうどいい具合のサイズと強度のものがあり、店員に聞いてみると価格も非常に手頃なので、これを使って、上層の枠づくりのためのブリッジにしようと決めました。
 
 以前から、この鉄製のブリッジは、案のひとつにあったのですが、どこの業者でやってくれるのかとか、値段とか、希望のサイズにうまく切ってくれるか、とかの疑問がいろいろあったので、ナカナカ具体化しませんでした。
 
 今回、自宅から一番近いこの建築資材店で見つかり、しかも、この店員は、防護マスクも付けないで、ヒョイと簡単に鉄用の回転ノコギリで、私の希望どおりの長さに、この鉄鋼を数秒で切ってくれました。
 
 これで、各階各層の枠づくりに関しては、大きな問題はなくなった、と今は思っています。 それで、昨日までで、二層目までのブロック積みが一応できました。
 
 
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 木材を取り除いて、木材と同じような大きさのブロックを積み、一層目の壁の高さを完了。
 
  取り除いた木材は、再利用できると思っています。
 
  この写真では、二層目も少し着手。
 
 
 
 
 
 
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 これが、今回の鉄鋼。 コの字型をしています。 幅は約7.5センチ、ブロックよりやや小さめのものを購入。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 その鉄鋼をモルタルで固定したところ。 モルタルだけで、どこまで頑丈になるかは、私には、わかりませんでしたけれど、取りあえずやってみました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 その上に、二層目の壁となるブロックを置いたところ。 頑丈に出来ている感じ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 これで、一応、二層目も完了。 あとは、モルタルを塗って、ペンキです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 二層目は、西側の面だけが、一層目よりやや短くなっています。
 
 なぜ、二層目まで枠づくりをしたかと言いますと、一層目の屋根が一部二層目に掛かってくるので、どうしても二層目の壁を作っておく必要があったからです。
 
 
 
 
 
 やっぱり、コンクリートやモルタルの作業は、好きですね。 土方人生50年の私の父親の血を引いているのでしょうか!? いや冗談ですが、 でも、一旦出来ると、どんな雨風の心配も入りませんし。 3匹の子豚の話は、雨・風の多いここアイルランドでは、よく納得がいきます。 ではまた。