私の姫路城 ⑫ 今年は、ほぼここまででしょう。
まあ予想のとおり、天候の都合で、10月に入ってからは、DIYがだんだん進まなくなってきました。 ですので、一応、現在の私の姫路城の状況を、ここで、お知らせすることにしました。
ちょっとその前に、今度の木曜日、MRIの検査があると、先週書きましたが、これは、なぜか向こうの調整のミスで延期となりました。 まあ、こんなもんです、アイルランドの予定は。 だから、全然気にしていません、慣れました。(本当は、やはり少しイライラします、ーーもちろん。)
それで、私の姫路城の方は、その製作が進むにつれ、だんだん本物とはかけ離れたものになっていっている、と自分でももちろん思っていますが、それでも、今のところは、姫路城という言葉を使わせてもらいます。 将来は、分かりませんが。
で、本物の最上階の屋根の中央部は、唐破風(からはふ)という曲線をもった屋根になっているのですが、これを作るのに、いままで使っていた材木を、縦に4等分ぐらいして、少しずつ勾配を付けることにしました。
もちろん、私の腕では、各面がピタッっと接触するような、精密なものは出来ません。
破風(はふ)というのは、(はふう)と呼ばれることもあ
るそうですが、普通は、(はふ)です。
で、ちょっと変な感じに思うのですが、よく考えてみれば、風を(ふ)というのは、他にも風情(ふぜい)なんかがありますね。
また、唐破風は、名前とは関係なく、日本の建築様式らしいです。
左は、両側できたので、黒ペンキを塗ったところ。
左のは、本物では、懸魚(けぎょ)と呼ばれる屋根の交差部下の飾りです。
ちょっと大きめにしないと、見場が悪いと思い、作りましたが、大き過ぎて、これは、ケギョではなく、ゲゲギョという感じになってしまいました。
それでも、遠目には、ちょっとマシだ、と思うのですがーーー。
いままでのは、裏側の屋根でして、近所の人からはあまり見る機会のない方ですが、これは、正面の屋根を唐破風化しているところです。
これは、約1週間前の作業で、今もこの状態です。
こちら側の懸魚は、もう少し丁寧に作ろうかなー、と考えていますが。
まあ、こんなところです。 ホントにまともな物になるか、かなり心配ですが、その時は、本家の姫路城に申し訳ないので、何か別の名前でも付けましょう。
この最上階の屋根も、四隅の反り上がった部分の屋根がうまく出来たら、見た目は大分変わってくるとは思うのですが、さあ、それがどうなりますか? ではまた。 と言って、「また」がない可能性もありますが、取りあえず、ここまで。