山田太一さんが、一週間ほど前に亡くなられました。 89歳だったということですが。 それで、もう少し早いうちに、山田さんを偲んで文章を書こうかと思いましたが、やはり少し山田さんの作品を幾つか改めて見直してから、書くことにしたのです。 山田作品は…
このブログの最初の方で(51歳の頃)、私は、子どもたちが20歳を過ぎて、もう特に自分の見たいものもなくなっているだろうから、65歳ぐらいで死んでもかまわないなあーー、みたいなことを書きました。 もちろん、この記事のことは、その後もずうーと脳…
約2年前この場で、人類の起源とその進化の様子及び主にユーラシア中心部やヨーロッパのその後の歴史についても、自分なりに少し書きました。 その時は、主にウィキなどで書かれている内容を拾い上げ、比較的その時点での新たなデータも参考にしながら、少し…
先程、一つの記事を投稿してから、ここのカテゴリーの欄を見てて思い出しましたが、半年ほど前に、”現有の姫路市の市立高校3校をすべて廃校にし、新たに別の場所に市立高校を1校設置する。’という衝撃的なニュースを知ったので、そのことについて一言。 こ…
あまりにも長い間、記事を書かないでおくと、アカウント全てが削除されてしまいそうなので(まず、そんなことはないでしょうが)、ひとつ短く書いておきます。 まあ、最近、自分の人生にとって、結構大きなことが起こったことでもありますし。 その第一は、…
私は、今回のウクライナ侵略が起こった直後に、いろんなソーシャルメディアに、このプーチンの残虐行為を非難するコメントを発したり、ウクライナの人たちへの募金に参加したりしました。 これは、未曾有の人権侵害です! ここで、世界中の人間は、もしこの…
最近は、ユーチューブ漬けです。 今回は、座頭市などのことを書きたいと思いますが、その前に我が家の様子を少し。 これまで(ずっと前ですが)、息子や娘のことも少しですが書いてきました。 その二人も、この秋から大学2年生と1年生になります。 娘は、…
全くのご無沙汰でした。 さて、このブログは、誰も見ていないので、今更、私の過去の考えや意見の修正を書いても、特段意味のないことなのですが、やはり性格としてキチッとしておきたいというのがあるので、ここでちゃんと書いておきます。 それというのは…
まだまだユーチューブを楽しんでます。 約1ヶ月前かな、1970年のテレビ版の”姿三四郎”がついにアップされました。 まだ、第8回(全26回)までなんですが、そのアップされている方は、全編素材をお持ちのようで、この先ほんとに楽しみです。 他に、私…
相変わらず、ユーチューブを見ています。 この頃は、昔のドラマばかりでなく、いろいろなジャンルも見ています。 特に、日本人が英語を使って世界中の人と話したり、逆に日本にいる外国人が日本語を駆使して、日本の様々な事を話題にしているものなどは、外…
今回もまたユーチューブで見た昔のドラマの感想です。 それで、その後も、木下恵介アワーなどを中心にいろいろアップされている動画を見させてもらっていました。 まず、木下恵介アワーの主なものを年代順にまた並べておきます。(放送回数は、何も書いてい…
こちらは3月になって日がかなり長くなってきましたが、最近まで、冬の時期というのとコロナの影響もあって、パソコンをいじる時間がさらに増えていました。 それで、ユーチューブをまた見ていたら、新たに興味ある昔のドラマが多く追加でアップされていて、…
2021年になってもうかなり経ちますが、この前の投稿から今回までの間に、私の住むここアイルランドも、そして日本も、新型コロナウイルスの感染状況がかなり悪化してきました。 特に、アイルランドは、少し前の数日間、感染者の発生率が人口比で世界最多…
⑲ オスマン帝国までのテュルク系民族国家の系譜 この書き込みの第8回及び9回あたりで、テュルク系の民族の移動を少し書いたが、現在のトルコ人の直接の成り立ちそのものは、ほとんど書いていなかったので、ここでもう少しだけ掘り下げてみたい。 といって…
⑱ ヨーロッパに侵入したその他のアジア系民族 一般には、フン族やモンゴル帝国のようにそれほど知られているわけではないが(?)、彼らと同様に、アジア地域からヨーロッパに進出(侵入)した民族は他にもかなりある(一部はその後定着も)。 以下に、その…
⑰ フン族とは? 第8回で、中国北方の民族を取り上げた時、このフン族(Huns)と匈奴(Xiongnu)との関係を少し書いた。 つまり、4世紀後半にヨーロッパで暴れるこのアジア系の民族は、匈奴から分岐した北匈奴が、さらに西に流れて西洋でフン族と呼ばれる集団に…
⑯ ゴート族 さて、ゴート族(Goths、形容詞はゴシックGothic)は、ヴァンダル人やGepids(ゲピッド?)と同じく東ゲルマン語群を話す民族だった。 しかし、いわゆるゲルマニアの域外に早い段階で出たので、古代ローマ人からは、スキタイか他の部族かと思われ…
⑮ ゲルマン諸民族の動き 今回は、ゲルマン人の中の各部族の由来やその移動の経緯などを書いてみたいが、少し前の匈奴などのアジアの遊牧騎馬民族と同じで、このあたりの時代になると各民族(部族・集団)に関するウィキの情報量も相当多いので(ただし、部族…
その死から、ちょっと時間が経過しましたが、おとといの土曜日に、NHKスペシャルでも筒美さんの偉大さを伝えてましたので、私も、少しだけ昔私が思っていたことを、感謝の意味を込めて書いてみます。 さて、私たちが、小学生や中学生の頃は、レコード大賞が…
⑭ ゲルマン人(Germanic peoplesまたはGermani)の誕生 ここでは、ゲルマン人の主にその成り立ちに注目するが、ここも日本語に訳されていないものが多い(と思う)ので、英語のままで記載するのも多くなる。 まず初めに、Nordic Bronze age(北欧青銅器時代、…
※今回は、いよいよケルト。 現在のアイルランドについての記述なども入れたので、この際、書体も少し変えます。 本当の疑問文の場合には?マークをいれたり、ハハなどを冗談や自嘲の際などに使います。 ⑬ ケルトの世界 ※ケルト人(Celts)の文章に入る前に一…
⑫ ニューグレンジやストーン・ヘンジを作ったのは、どんな人たちか。 前回を展開を受けて、ケルトの前に、ストーン・ヘンジなどの巨石文化を作りあげたのはどんな集団なのか、それは、現在ではかなり解明されているようなので、そちらを先にみてみたい。 イ…
⑪ ケルト民族はどこから来たか。 この歴史の投稿もだいぶ回を重ねてきた。 今回は、20年以上前にはとても興味を持っていたケルト人について書いてみる。 ただ、最近は、その後の情報を追いかけていなかったので、ウィキなどに新たな情報があるのかどうかが…
⑩ 中央アジアに花咲いた魅力的な国・民族 今回は、月氏、バクトリア、ソグドなど、あのシルクロードなどとも直接関連する、東西の人的及び文化交流や物品交易で隆盛した中央アジアの民族・国々を扱ってみたい。 地域的な動きがあるので、うまく時系列で並べ…
⑨ モンゴル高原・中国北方から出た諸民族の言語とある小さな民族の話 前回に書いた民族群の言語は、どれもモンゴル系かテュルク系(トルコ系)の言語であったと言われている。 これに、ツングース系の言語を含め、それらは、アルタイ諸語と呼ばれている。 こ…
⑧ 匈奴など北方遊牧民族の興亡(紀元前5世紀頃から後9世紀頃まで) さて、今回は、中国北方やモンゴル高原などを出自とする遊牧民族を取り上げたい。 実質初めて、アジア系(ここで単にアジア系という場合は、東アジア系を指す)の民族群に焦点を当てるの…
⑦民族の移動ースキタイ人の長い移動の旅(紀元前900年頃から紀元後200年頃まで) 続いては、小アジア(今のトルコ)にあった国々に何度も来襲した、元は黒海北岸を本拠にしていた遊牧騎馬民族の国・スキタイ(Scythia)を中心に、その移動と鉄器の伝達…
このブログのヤフー時代に割といろいろ書いてきた、あの安倍ちゃんが、総理の職を辞しますね! さっき、テレビで生の記者会見の様子を見ました。 病気のためというから、相当な症状・状況なんでしょう、実際は。 ちょっと、顔も以前よりムクミがあるような?…
⑥文明国への移動ーヒッタイトの場合(紀元前3300年頃から前1100年頃まで) 小アジア(今のトルコ)の地には、ヒッタイト(Hittites)の前に、ハッティ人(Hattians)などの民族が古くからいたらしいが、紀元前2000年前までに移動してきたヒッタイ…
※この記事は、日本時間で8月20日に投稿しましたが、なぜか8月4日と前回と同じ日付になっています。 ⑤文明国への移動ーメソポタミアと小アジア近隣の動向(紀元前BCE約3500年~前150年頃まで) さて、これからは、いわゆる4大文明の時代に入って…