私の姫路城 ④ 一層目の白塗り

 
 長らく、あまりやる気の出なかった姫路城のミニチュア作りなんですが、この静かな一人の生活で、集中力も多少出てきたので、少し取り組みました。 ただ、木造部分は、私のDIYの技術では、とてつもなく難しいところなので、「まあ、できるトコまで行こか!」という気持ちでやってます。 
 
 この私のオモチャの姫路城なんですが、元々は、今年中に完成させるつもりでした。 ずうーと前から、姫路城を作りたいと考えていたところに、2012年の夏でしたかね、大河で2014年に黒田官兵衛のドラマをやるというニュースが入り、また同年(今年ですが)、本物の姫路城も、その修理を終え、綺麗な姿をまた見せる、ということもわかっていましたし、で恐らく、姫路城が、近年でもっとも世間の脚光をあびている今年中に、この私の模型も完成させたかったのですがーーー。
 
 でも、その制作の難しさを実際に自覚した今は、完成にもこだわっておりませんし、還暦を迎える頃ぐらいまで、ノンビリこのおもちゃと格闘しようかな、と思っています。
 
 さて、長いこと放っておいた私の姫路城ですが、石垣の上20cmぐらいは、ブロック アンド モルタルの部分ですが、本物では、ここは一層目の木造の壁の部分です。 で、私のは、一層目の高さが、これではまだ足らないので、この上に木材を載せて、一層目の壁を完成させようとしました。
 
 こちらでは、日本のようにきめ細かな木材のサイズはないと思ってますが(日本のことはよく知りませんが)、今回は、手間を省くため、材木をそのまま使える大きさのものを購入。 もちろん、計算上のサイズにピタッとくるものはないのですが、だいだい最初から大雑把な計算なので、コレでいいのだ!(バカボンのパパ風、と書いてから、今は、自分が子供たちから、パパと呼ばfれていることを再確認し、一人で笑っています。) 
 
 それで、この材木は、幅が約15cmのもの。 長さは、約5メートル。 1本約25ユーロを2本購入(1本とあとちょっとの長さでよかったのですが、残念。)   材木を固定したあとは、ブロック部分とのギャップや、ブロック部分の形を整えるため、モルタル塗りをまたやりました。 このときのモルタルの砂は、以前、錦鯉の水槽の壁に使った砂とは異なり、より極めの細かいものです。 
 
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 モルタル塗りをしていると、いろいろアラ(デコボコ)が気になり、いくらでも修正したくなるのですが(これが素人のあかし)、キリがないので、適当において、いよいよ白壁のようにしていく作業に入りました。
 
 皆さんも、ご覧になったと思いますが、本物の姫路城、その姿見せましたね。 ある程度の白っぽさは、予想していました。 以前に、小天守の一つが、その屋根や壁の漆喰(しっくい)を改修されたあとの姿は、他の天守の屋根と白さが異なり、ちょっと違和感がありましたから。
 
 でも、今回のは、大天守だったので、白さの発散ぐあいが、けた外れの感じですね。 白い色は、膨張色でもあるでしょうから、各階の壁や屋根がお互いに白色を散乱拡散しあって、いっそう輝いている感じですね。 私は好きです。 でも、この状態は、そんなに長くはもたないようですので、私も早く日本に帰って、この本物をじーっと何時間でも眺めていたいです。
 
 そういうことで、私の城も、本当は、白い部分は、漆喰を塗りたかったのですが、こちらで売っているものは、どうも取り扱いが難しそうなので、諦めました。 無理なことをして、大きく損傷を与えるのも馬鹿な話ですから。 ということで、より安価で使いやすい、いつものペンキということになりました。
 
 もちろん、モルタル部分と木材の部分のペンキは、別のタイプのものです。 だから、同じような白さになるか、大いに心配なのですが、今のところ、まだ塗ったばかりなので、その結果の判断はできません。 
 
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 とまあ、こういったところです。 ちょっと日本の城らしくなって、自分では、まずまずです。 これで、近所の人も、私が、西洋の城を作っているのではないと認識してくれるでしょう。 何かは、想像できないでしょうが。
 
 この先、一層目の屋根などの制作に当たろうとは、一応考えてます。 でも、皆さんに紹介できるようなものになるのは、いつのことになるやらわかりません。
 
 このブログも、しばらく休止という感じになります。(多分?)  ではまた。