人ごみに流されて変わっていく私を、あなたは、時々遠くで叱ってーー♪

 またまた、偶然の出来事が起こりました。 昨日、「トップ オブ ザ ワールド」の曲のことで、カレン・カーペンターの名前を出しましたが、昨日3月2日は、彼女の誕生日だったようです。 念のため、彼女の生まれたアメリカのコネチカット州でも、私が記事を出した瞬間に、もう3月2日になっているか確かめましたが、すでにそうなってたと思います。 
 
 まあ、暦・日付などは、自然の動きを、人間が好き勝手に自分の都合で作ったものだ、と常常言ってきた私には、何も特別なものでもないのですが、せっかくなので、彼女の名誉のためにも少し書きますと、カーペンターズでは、やっぱり私は、「イエスタデイ ワンス モア」がいいですね。 それと「シング」という曲は、あまりウィキペディアなどでは紹介されていませんが、先日書いた、ヤンリクでは、かなりの人気があり、私も好きでした。
 
 でも、「涙の乗車券」や今回の「トップ オブ ザ ワールド」などは、それぞれ、ビートルズやリン・アンダーソンの歌い方の方が、私は好きです。
 
 私は、音楽のことは全くわかりません。 ただ、自分の感じるままに書いていますので、どうかご容赦を。 いろんな人が、他の人の曲をリバイバルで歌っていますね。 今は、カバーと言うそうですが。 ここで、また、私の好きなユーミンの曲なのですが、彼女の「卒業写真」は、私の人生の中のベストテンに入る曲ですが、この曲を初めて聴いたのは、ハイファイセットのものでした。
 
 もちろん、彼女たちの歌も良かったので、レコードを買ったのですが、その後、ユーミン本人の歌を知り、断然そのトリコになりました。 荒井由実の歌唱力には、いろいろ言う人がありますが、私には、彼女の歌い方は、非常に心を揺さぶるような何かがある、ように思えます。
 
 大学時代、違う学部でしたが、バイト先が同じの1学年上の人が、私に、荒井由実のいろんな曲を紹介してくれました。 「翳りゆく部屋」では、彼の下宿の部屋の電気を突然消して、「どうや、この曲の歌詞、こうゆうことを歌ってるんやでーー。」などと教えてくれました。 この彼とは、このバイト時代の約1年間、仲良くしてもらい、私は、とても彼のことを慕っていました。 体型のスラーとした、爽やかな人でした。 福岡県の出身の彼、今頃は、どんな中年になっているのでしょうか?
 
 ユーミンと言えば、このブログに詳細に書いた私のあの失恋と言おうか破恋と言おうか、その相手の女性ですが、この彼女を思い出さない理由にもいきません。 私が、この彼女と知り合った1984年以降、二人でユーミンの出るアルバム全てを買い(1991年頃まで)、コンサートにも行ったり(最初から総立ち、ナンデヤネンとボヤキながら)、そして、ドライブ中に聞く曲は、いつもユーミンだったからです。 
 
 まあ、今となっては、遠い淡い過去として、楽しく振り返っています。 嫌だったら、ユーミンを聴けないし、それは、自分の大事な人生の一部を消去してしまうことになりますから。 
 
 ユーミンの曲で、私なりのベストテンを作るのは、非常に困難ですが、多くは荒井由実時代のものが、上の方にくるでしょう。  でも、「ダウンタウンボーイ」は、ユーミンにとっての「手紙」(岡林信康)のようなものと言えるでしょう。
 
 あと、「青いエアメール」という曲は、今の私の立場の逆のようになっておりますが、外国へ出る前から、そういうことを想像していたということもあり、好きな曲です。 最後に、ユーミン自身が歌う、「まちぶせ」や「いちご白書をもう一度」もとてもいいですね。 ユーチューブに、またまた感謝です。
 
 今日は、カレン・カーペンターのことを書き始めて、昔の彼女のことまでつい書いてしまいました。 まあ、ノロケには聞こえなかったと思うので、これでええか、とします。 卒業シーズンもたけなわですし、「卒業写真」の歌詞の青年のように生きていきたい、と思っていた私ですので、今日また、しみじみとこの曲を聴きたいと思います。