エーデルワイス、白く可憐でか弱い花、いつまでもーーー ♬

 いろいろウェブサイトを見ていたら、ブログの記事で、1回当たり20人ぐらいの訪問者しかないものは、実際には、読んでいる人は、ほとんどいないと言って良い、というようなものがありました。 というのであれば、私のもそうであるのでしょう。 それは、いいのですが、私だったら、知り合いの誰かが、ブログをしていたら、たとえ政治的な意見は真反対でも、必ずそういう人のブログは、いつも見てしまうと思います。
 
 ブログ人口は、何百万人とも言われますが、私の知っている人で、誰かブログを開設している人は、ぜひ教えてください。 本当に興味があります。
 
 で、昨日まで、青春のポップについて書いてましたが、いろいろゴタゴタついでに、もう1回書きます。 あれから、「カリフォルニアの青い空」の和訳を誰かやってないか見てみたら、いました、すごい人が。
 
 この人は、1970年代を中心にしたポップの英語歌詞とその和訳、そしてその背景などを事細かくかいていました。 さらに、フランス語の曲もです。 何百曲という数です、すごいですね。 
 
 それで、「カリフォルニアの青い空」の歌詞の意味は、私が昨日書いたものとほとんど同じでした。 で、さらに興味があったのは、この訳者によれば、このアルバート・ハモンドが、別の土地での彼の苦しかった経験から、このような歌詞が出てきた、というものでした。
 
 このことは、奇しくも、私が言った、その人の半生がわからないと、その人が本当に何を言いたいのかわからない、ということに通じると思います。
 
 さて、その後も、ウェブをサーフしながら、私にとっての長年の懸案(?)だったある歌手の存在を調べてみました。 それは、大学生時代、ある時ラジオから流れてきた「トップ オブ ザ ワールド」の曲をすぐその場でカセットに録音しながら聞いていたのですが、この時は、カーペンターズのものではなく、別の女性シンガーでした。 それが、とても良かったのです。 私にとっては、カレン・カーペンターのものよりずっうーーと。
 
 そのカセットは、CDにダビングして、今も車の中で聞くことがあります。 でも、この歌手が誰なのか、そのラジオの番組で、名前を聞きそびれて以来、これまた昨日までの30年以上わからないままでした。
 
 しかし、ソーシャルネットワークサービスか、ソーシャルメディアか知りませんが、とにかく、今のウェブ検索では、こういうことがすぐ解決することに、改めて驚きました。 で、この歌手は、リン・アンダーソン(Lynn Anderson)という人でした。 ユーチューブで歌っているのを聴きましたが、私のもっているCDの感じとはホンの少し違うのですが、まずこの人でしょう。 ユーチューブにあるのと、私のが同じ音源でないだけだと思います。 まあ、そういうことで、この長年の悩みは解決しました。 
 
 ビッグデータの時代は、本当にすごいです。 このリン・アンダーソンという人に関しては、日本語でのウィキペディアがなく、英語版しかないということは、日本ではあまり人気がなかったということで、この私もこの人を知らなかったのは、しかたがなかったのかもしれません。
 
 ついでに、歌詞の誤解に関連して、今思い出したことを書きますと、私の甥は、関西でも有名な私立の進学校を出たのですが、その彼の高校時代の英語の先生が、映画「サウンドオブミュージック」の中の有名な曲「ドレミの歌」の歌詞で、tea is a drink with jam and breadというところがありますが、この jam and bread を german bread と思い込み、生徒にその背景の解説まで付けて、説明したそうです。 これは、ペギー葉山の日本語歌詞では、「シは、幸せよーーー」というところですがー。
 
 私のように一人で思い込んでいたものより、ハルカに問題が大きそうですが、この教師は、ジャム アンド ブレッドをジャーマン ブレッドと勘違いし、ドイツのパンは良くないとか、何とかの解釈をつけたのでしょうか、その辺のことは、忘れました。 何せ、アンチ・ナチスドイツの映画でしたから。
 
 そういえば、先日、この「サウンドオブミュージック」の実在のモデルと言われる家族の最後の一人が亡くなったというニュースがありました。 まだ生きていたんだという驚きでした。 この「サウンドオブミュージック」には、思い出多いです。 私は、特に、「エーデルワイス」が好きでした。 この曲を聴くといまでも、ジーンとして涙がでてきます。 
 
 学生時代にアメリカに行ったとき、アメリカ人の前で、私は、歌ったことがあります。 歌詞が簡単で、しかも感動するものでしたから。 こういう、弱い者が、抵抗するとか、祖国を守るための歌だとかを聞くと、いまだにジーンときてしまいます。 フォークルの「イムジン河」などを聞いてもそうです。
 
 さて、今日も長々、だらだら書きました。 こんなことを書いていると、今、大変な状況にあるウクライナの人たちは、どうなのかな、とか、その中で、さらに民族争いや分断が起こりそうで、本当に気がかりです。 私の妻の姉の夫(私の義兄にあたるのですね、今、思いました。 歳は、私より若いのですが)は、ウクライナ出身のロシア人で、今モスクワに住んでいます。 でも、彼は、どうもロシア派のようです。 この状況が悪化すると、妻の実家にも何らかの影響があるかもしれません。
 
 「エーデルワイス」のような歌を増やす必要のないことだけを、この事態に関しては、そう思いたいです。