人権派、沢田研二(ジュリー)のこと、知らなかった!

 私のブログを読んでくれている人は、私にとって最も親しいブログ仲間であり、唯一のコメンテイターと言っても良い「さゆり」さんという方を当然ご存知かと思いますし、彼女のブログも、私へのコメント欄を通じて、閲覧している人も多いと思います。
 
 その彼女が、ジュリーこと沢田研二を熱愛しているのもご存知でしょう。 私は、これまでジュリーは、個人的には特に関心がなかったので(大人になってから)、彼のことには何も触れないでいたのですが、最近、その「さゆり」さんの記事の関係で、ジュリーに関するサイトを見て驚きました。
 
 実は、以前、ウィキペディアなどほんの2・3のサイトを見ただけですが、ザ・タイガースの再結成の話などばかりで、「さゆり」さんが言うようなジュリーの原発に関する意見などの政治的なものを見つけられなかったので、ずっとそのままにしていました。
 
 ですが、ここ数日、もっと探ってみたら、ジュリーは、少なくとも2008年の頃には、憲法九条の擁護など政治的な発言をしているのですね。 彼が、60歳になる前頃から。 そして、youtubeには、あの山本太郎国会議員の応援演説の様子もありますね。
 
 ということであれば、沢田研二の現在の主義主張というのは、私のそれとそんなに違わない感じがして、急に親近感を持ち始めています。
 
 実は、これまで、私は、ジュリーと言えば、昔のことですが、無理してザ・ピーナッツの一人と結婚し、そして案の定、それを捨てるように別れ、その後、若い女優と再婚するなどと、私生活的な行動としては、あまり好きにはなれませんでした。(事実ということではなくて、私の感想として)
 
 でも、若い頃のそういう男女の関係とかは、当事者間でしかわからないものもあるし、私自身も若い頃は、そのへんのことは、かなりイイカゲン、いやズボラであったことを思えば、他人に偉そうなことは言えません、し。
 
 それで、歌謡界で全盛であった頃とは異なり、大人になって、いろいろ考え、50歳を過ぎてから、こういう思想的な言動をするようになったことは、ある意味、素晴らしいですね。 芸能人では、やはり年がいくに従い、こういう自己主張のようなものを出してくる人が増えてきたように思いますが、どちらかと言えば、タカ派的な傾向になる人が多く、ジュリーのような人権派を主張する人は少ない感じがしますが、どうでしょうか?
 
 また、このジュリーは、最近かなり肥満になってきていますね。 それを芸能関係のニュースでは、元々太る体質であったとか云々ーーとありますが、私が思うのに、こういう思想・考えに辿り着いた人間にとって、外見は、それほど大事なものに思えなくなり、その変化をあまり気にしなくなったせいではないか、と肯定的に想像しています。 (勝手な想像ですが、悪口では無いので許されるでしょう)
 
 と言うことで、今後は、ジュリーの政治的な発言に注視しようかと思っています。
 
 ついでに、私のジュリーの歌手としての考えと言おうか、想い出を書きますと、彼は、日本の歌謡界では、燦然と輝くトップスターの一人であることには間違いありません。 最近、週に1度はローラースケートをしておりますが、その時に例の天地真理ちゃんを思い出しますが、彼女以外にトップスターと言える人は誰だったろうか、と思ってみても、美空ひばり、島倉千代子、三波春夫、村田英雄、御三家(新・旧とも)、伊東ゆかり、ピンキー、山口百恵、フォークル、岡林信康、井上陽水、ユーミン、中島みゆき、ザ・タイガース、ブルー・コメッツーーーなど数える程でしょうね。
 
 はっきり言って、1990年頃以降のスターやアイドルは、国民の趣味の多様化やこのITやSNSなどの影響で、老若男女誰もが知っているようなスターは、もはやいないし、それ以前のスターたちとは、国民の認知度において、レベルが違い過ぎる、と私は思っています。 
 
 ザ・タイガースが出てきた頃、私は、小学校の低学年でした。 あの「雨がしとしと日曜日、僕は一人でーーー。」の歌が好きでした。 3年生の時、同じ組に憧れの女の子がいたのでしたが、その子は、別の男子と仲良い感じで嫉妬を覚えましたが、この曲を聞くとあの頃を思い出します。 自分は、このころ大変怖がりで、幽霊や雷もよく怖がっていました。 で、梅雨時には、何故かタイガースの歌を口ずさむと、雷が来なくて、テンプターズの歌を歌いだすと、空がゴロゴロしだすというような、それこそ身勝手な思い込みを持っていました。 面白いですね。
 
 それから、ジュリーがシングルになってからの一番好きな曲は、やはり「危険なふたり」です。 好きと言うより、やっぱり一番インパクトがありました。 日本国中この曲がかかっていました。 中学生だった私でしたが、近所のお兄さんたちは、毎週日曜日の午後、最高のボリュームでこの曲を流していました。 
 
 
 あと、私の記憶では、このザ・タイガースが、テレビに出たての頃、ある番組で、「なぜ、あなたのニックネームは、ジュリーなんですか。」と司会者から聞かれ、沢田研二は、「三田さん(当時の人気者、三田明)のどこへ行ったのジュリー、いとしのジュリーーーという歌の歌詞から取りました。」と言ったように覚えています。 私の勘違いかもしれませんがーーー。 ウィキなどでは、アメリカ女優のジュリー・アンドリュースから取ったとありますがーーー。
  
 芸能人は、若い頃、憧れの先輩とか目標の先輩とかは誰々と、言うことがあります。 でも、本人が、ちょっと人気が出て、昔言ってた先輩より人気者になったりすると、そういう話はしなくなることが多いですね。 自分の価値が下がるとでも思っているのでしょうか? そういうのは残念ですな。 ジュリーが、そうであるとは言ってません。 多分、私の勘違いでしょう。
 
 まあ、いろいろ書きました。 「さゆり」さん、これが、今の私のジュリー観のすべてです。