こちらの柔道団体からの腹立たしい連絡

 私が、この9月からブログを再開したことの第一の理由は、私のこの地での生活ぶりを、主として身内・友人などに知ってもらおうと思ったことです。
 
 それには、実際の生活自体のごくありふれたところも、そして、とくに日本では起きないようなストレスの貯まる出来事を、幾人かの日本人に紹介することによって、自分自身の精神の平静さを取り戻すために書くということも、もちろんありました。 まあ、クダケテ言えば、「アイルランド人は、こんなことするんですよ。 どうですか? 信じられんでしょう!」みたいな。 異文化の中のたった一人の日本人ですから、愚痴・ボヤキも増えます。
 
 また、同時に今回のブログの再開には、私と柔道との関わりが、昨年以来、大きく変化したのを書き留めたいという気もありました。 
 
 そのアイルランドでのボヤキと柔道活動の両方に関わることですが、少し前に、こちらの柔道団体(といっても、とても小さな団体ですが)から、私の柔道クラスの昇級試験のやり方に対してクレームが来た、という話を書きました。 そのあと、では、私は、その団体に加入しないと、言いました。 そしたら、今日、その団体から、貸している柔道畳の賃料を早急に支払え、ときました。 しかも、勝手に契約の日時などを設定して。
 
 全く私ごとで、恐縮なのですが、今、私が使っている畳は、もともとは、当然、この団体のものだったのですが、ずっと長い間、ある遠くはなれた場所で、この団体の知らないところで、別の人達が使っていたのです。 彼等は、何とか流の柔術をやっているグループで、この畳を使って、ずっと稽古していたようです。 その間、何年になるか、すくなくとも2-3年は、この柔道団体は、この柔術グループに何の請求もすることなく、この畳を使わせていたのです。
 
 で、この春、私が、柔道クラスを始めるにあたって、彼等は、この畳のことを思い出し(でも、正確にどこにあるのか、だれが使っていたのかも知らずに)、だいたいの検討で、この畳のことを私達に通知してきたのです。 じっさい、畳の移動の手間は、私達がやりました。 
 
 それはともかく、いままで、何年も柔道以外の者が、使ってた畳には、何の金の請求やクレームもつけないで、ちゃんとした柔道を指導するために使っているこの私には、すぐさま請求してくる。 いくら意見が違うからといって、こういうあからさまな扱いには、本当に腹が立ちます。
 
  こんなことを書いても、私の昨日の記事同様、当事者でない読者の皆さんに、私の一方的意見を述べても、理解していただけないのは、当然です。 とりあえず、書いて、記録することで、自分の気持ちを少し楽にしようということです。