逆サバスのことでーーー少し、

 さゆりさんという方から、またまた丁寧なコメントをいただきました。 ありがとうございました。 
 
 私が、私のコメントとして、あなたのコメントに対し、ちょっと批判めいたことを書いたのは、あの内緒のコメントでは、前半の方で、ブラックに対する否定的な意見、よくある逆・サバス(Sabbathの一般的カタカナ表記は、こうなってますので、変更します)めいた表現を使っていたように思えましたので、あの私のコメントとなりました。
 
 で、ここで、逆サバスのことについて、少し書きたいと思います。 どういうものか、ほとんどの私のブログの読者の皆さんは、ご存知だと思いますが、一応書きますと、非サバス・ブラックの物理的・経済的貧困から、政府や自治体は、これまで経済的な援助をしていました。 それは、今も、幾分あると思います。 
 
 チク内で公営住宅を新設し、家賃は低く抑える、とか、固定資産などの税制の緩和制度がありました。 チク内の小・中学生に対する補修授業のようなものもありました。 私も行きましたが、いまでは楽しい思い出多いクラスでした。 となりのブラック・チクにいる好きだった女の子も来て、一緒に勉強していたことなどーーー。 
 
 ちょっとソレましたが、現金支給などについては、私自身は、よく知りませんし、姫路市にあったかどうか確認してませんので、ウカツなことは言えません。 そして、今現在、どの市町村に、どのようなものがあるなどは、私は、全然しりませんが、まあ、大雑把に言えば、こういう感じのものです。
 
 で、一般の地域に住む非ブラック系の人(ほとんどの人が、自分も貧しいと言ってます)が、主に経済的な見地、そして、平等精神の見地から、これらの制度や待遇は、それ以外の人をサバスしているという論理です。 これが、逆サバス(の言い分)です。
 
 私も、もちろん不正な受給(生活保護も問題になってますね)や必要のない裕福な人が、いくらブラック内だとは言え、そういうことに甘んじるのは、よくないと思いますし、そういうことを、厳格にチェックする国民背番号制などの導入は、必要だと思います。 以前にも書きましたが、日本の財政そのものが、大きな危機にあると思ってますので、多くの行財政改革とともに、弱者への支援は、本当に必要な人にだけ、公平に付与されるべきだと、考えます。
 
 ただ、ブラックのことについては、これも何回も書いてますが、そういう制度の悪用者は、一部いるけれども、大多数の住民は、弱くて、心細くて、教育を受けられなくて、悩んでいる人たちなのです。 そういう逆サバスを訴える人が、安いチク内の市営住宅に入りたければ、移ればいい。 しかし、その時は、そういう人は、自分自身もブラック・ミンとして、覚悟を決めて、移らなければなりませんよ。
 
 「自分は、あの市営住宅に住んでいるけれど、自分は、ブラックではないよ。」 こういうことを、もしあなたが、考えているのであれば、あなたは、もうりっぱなサバス者です。 このような言動・論理が、サバスの論理であることは、聡明なあなたなら、おわかりのはずですね。
 
 そういう住宅に住むということは、そこに何世代にも渡って生きてきた人たちの苦労を伴にわかち合う、ということです。 それが、できない人は、そんな住宅に入る権利はない!
 
 今は、精神的なサバスの壁が、主なので、そういう財政的な援助も徐々になくなると思いますし、実際、そうなっていると思います。 
 
 世の中の多くの不正が無くなるとともに、真に援助が必要な人に必要なものが行き渡るような大胆な社会の仕組みの改革が、今の日本には、必要だと強く思います。