いろいろあった2014年に、ウイスキーで乾杯!

 今年もあと10日ほど。 我が家のメンバーの学校も、今年は今日で終わり、そして、半ドンです。
 
 ということで、このブログも今日で今年は終わりになるでしょう。 また、新年以降もどうなるか、わかりません。 
 
 このブログをスタートさせてから、もう5年になりました。 中断が長かったとは言え、この5年、やはりとても速く過ぎた気がします。 この分だと、還暦の年になるのも古稀を迎えるのも、あっという間の感じがします(生きていれば)。 そういう時のためにも、この5年間の記録を、ここに記載できたことは、まずまず良かったと思っています。 いろいろ、その時々で、やっぱり書かなかった方が良かったかなー、と後悔じみたことを考えもしましたがーー。
 
 ここでちょっと、前回の記事の追加ですが、「石の虚塔」の本のことですが、旧石器時代のあの捏造事件に関して、捏造が発覚してから、旧石器時代の考古学の権威は、この藤村新一の発見してきたすべての石器物・業績を捏造・偽物として拒絶・却下した、とあります。 しかし、この著者によれば、そもそもこの学会の人たちは、それを本物か偽物か見抜く能力がないから、すべてのものを一様に否定するしかなかった、というように書いてます。 
 
 日本でも数少ない、その分野に詳しいある学者は、この学会から受け入れられていないということらしいのですが、この学者によれば、この藤村新一の発見物の中には本物も一部ある、ということのようです。 確かに、教科書などを見れば、すべて捏造であったと書かれていますね。 でもまあ、この話、どこまでがホントなのか、よく分かりません。 もし、この本に書かれているようなことがホントにホントであれば、この日本の旧石器時代の学問というのは、どうなってしまうのか、とても心もとない感じが致します。
 
 さて、昨日、新しい掃除機を買いました。 おとついまで使っていた物は、ヨーロッパの有名な家電企業のものでしたが、買った当初からいろいろ問題があり、ほとんど欠陥商品に近かったです。 2年しか持たなかったし。 新しい掃除機は、イギリスの掃除機専門の会社のもので、少し値段は張りましたが、ナカナカいい感じです。 吸引力一つとっても、一番弱めでも、前のものの最強の状態より強いというのは、どういうことでしょう? とにかく、綺麗な床、うれしい主夫です。
 
 さて、最初に書きましたが、今年もほぼ終わり。 私にとっても、また、結構いろいろありましたが、この歳になると、ずっと前のことに思えたり、感動の気持ちもすぐ薄れたりします。 でも、テレビ番組だけをとってみても、年始めの「軍師官兵衛」で、官兵衛が、「拙者は、播磨御着の小寺官兵衛である。」と言った言葉に大感動したり、今、闌(たけなわ)の「マッサン」には、いろいろ自分を重ねて楽しんだりしていました。
 
 それなんですが、「マッサン」を見ていて、すぐに美味しいウイスキーを飲みたくなった方も大勢いると思います。 私が日本にいた頃は、スナックへいくと、店の女の子が、早く消費させるためと、客としてもすぐ酔いたいということで、あまり味わうことなく水割りのウイスキーをガブ飲みで飲んでいたり、飲まされたりという思いが強いです。
 
 ですから、この際、結構値段の張る高級なウイスキーを買って、じっくりストレートで味わおうと思いました。
 
 それで、少しウイスキーの記述を見ていたら、アイリッシュ・ウイスキーも結構良いのがあるみたいですね。 今回まで、特に意識はしていなかったのですが、ウイスキーは、スコットランドからアイルランドに来たものとばかり思い込んでいました。 また、アイルランドのウイスキーは、こちらにあるウイスキーをコーヒーに入れるアイリッシュコーヒーというものに使われるのだから、そんなに品質としては、上等なものはないのかなあー、とも思ってました。
 
 このことは、ウィキペディアにも書いてますが、ホントに私もそう思ってました。 今回、アイルランド語がウイスキーの語源であることも大いに考えられるということを知り、また、アイルランドのウイスキーにも、いろいろ高級銘柄があるのが分かり、折角、アイルランドに住んでいるのであれば、高級アイリッシュ・ウイスキーを飲もうと決めました。
 
 しかし、いろいろウイスキーの価格を見ていると、これも、先ほどの旧石器の捏造ではありませんが、値段なんてものは、店店ごとに違うし、サイトでも違う。 イギリスやアイルランドのサイトでも、一つ何千ユーロという銘柄まである。 また、よく考えれば、ウイスキーのようなアルコール含量の多いものは、どの国でも、法外な税金が課せられている、ということもありますね。
 
 思えば、大学生の頃など、当時ベラボウに高かった輸入モノのウイスキーやブランデーなどを先輩たちは、偉そうに飲んでましたが、今、同じような銘柄は、ホントに当時と比べれば二束三文というような値段で売ってますな。 アホらし。 税金や関税などで、こんなものは、どうにでも変わってしまうということですな。
 
 まあ、ということで、何が何やらわからないので、もう適当にいつもいく格安商品を売るスーパーの中で、結構上等なものを買って、マッサン気分に浸ることにしました。
 
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  写真があったほうが、記事も映えますので、貼りました。 
 10年もののアイリッシュ・ウイスキー。 アイルランドでは、3回蒸留している銘柄も多いですが、これもそうです。 
 
 マッサンは、劇の中で、偉そうに、スコッチは、2回蒸留、2回蒸留とさかんに言ってますが、こちらアイルランドでは、3回やってんねんでーーー、と自慢したりして!
 
 さ、ということで、数日前に、久しぶりにウイスキーを飲みました。 ストレートでじっくりなんて、生まれて初めてかもしれません。 ウイスキーボンボンなどを除けば。
 
 最初は、ちょっと分からなかったのですが、今は、ホントに極々ゆっくりと飲み、いいなあーと一人満足しています。 
 
 
 
 昔飲んでたものより、ずっと味わいがあるようにも思えますが、果たして、値段のせいなのか、熟成期間のせいなのか、3回蒸留のせいなのか、私には分かりません。 まあ、ほとんどのものは、いつものように、その思い込みにあると思っていますが、、、、、、、、、、、、、、、、、。
 
 
 では、皆さん、どうか、良いお年をお迎えください。  スローンチャ! (アイルランド語で乾杯)