立花隆の臨死のNHKスペシャルは、どこへ行った?

 ちょっと一人の時間ができました。 DIYのこともいいんですが、やはりつボやきも書きたくなります。 でも、それほど強い印象をもった事柄もなかったので、雑多なものになります。
 
 まず、私は、ツイッターやラインは、したことがありませんし、する予定もありません。 このブログで十分だと思っています。 ああいうものに追われる生活は、したくないし、あんなにテンポよく会話したり、丁々発止と議論すれば、必ずあとで後悔するようなキツイ言葉を瞬間的に発してしまうのは、どの人間にもあることだ、と思うからです。
 
 その点、ブログ、特に私のもののように1日1回ぐらいで比較的長文のものは、書いている間にも、気持ちの変化もあるので、多少は語感を変えることなどもできます。 それでも、強く書いてしまうことも多々あり、ですが。
 
 ですから、この前の東京の区議会議員が、その相手に「死ね!」みたいな語句のツイッターを発信したとありますが、いくら相手の言動がひどくても、いやそうだからこそよけいに、そういう線を超えた反射的言動が、必ずほとんど全ての人間に出てきますので、それが嫌ならツイッターなどはやめるべきでしょう。 とくに、政治家などは。 イジメを誘発するので、学生などもやめた方がいいのでしょうがーーー。
 
 さて、この前の日曜日のNHKスペシャルは、STAP細胞作成の不正に絡むものでした。 あの論文のいいかげんなことは、この番組でも示していましたし、今さら追加もないのですが、私がここで書きたいのは、この番組のスタンスがよく分からなかったということです。
 
 この番組では、後半のほとんどを論文作成の主導的役割をした笹井氏の批判に当てている感じでした。 それはわかる。 でも、その上司あたるセンター長には、インタビューをしておきながら、その人の言いたい放題という感じで、それに対するツッコミがないのが、どうも私には、NHK側の軟弱な態度と映りました。 それに、質問者が、実際にどのような質問をしたのか、その部分は、番組では出てこなかったので、インタビュー全体の雰囲気やニュアンスが伝わってこない。
 
 笹井氏が、やり手であったとしても、その上に立つものやトップの責任も当然あるはず、その辺ももっと切り込んでいかないといけない。 番組は、50分ほどの短いもので、非常に消化不良の感がありました。 まあ、今回は、この事件の第1報ということで納得しておきますか!
 
 で、このNHKスペシャルなんですが、その前の7月20日の番組は、当初、立花隆の臨死に関するものでした。 私のJSTVの番組表は、そうなってましたし、誰かのサイトでも、その番組が、この日にあると書いてましたので、一般にも公表されていたのでしょう。
 
 私は、臨死現象なんてものは、脳の中の空想の産物にすぎないと思っているので、この番組をじっくり見て、そのアラを探すのを楽しみにしていたんですが、その日のスペシャルは、別の話題でした。
 
 なぜ、臨死の番組が消えたのか、わかりません。 NHKスペシャルのサイトを見ましたが、今後数ヶ月の予定にもありません。 ちゃんと説明を受けないのも嫌なもんですが、ひょっとしたら、NHKは、あの佐村河内氏の件で大失態を犯したので、不確定要素の多いものへの取り組みを止めたのかもしれません? 
 
 また、つい最近も、九州のある大学の准教授が、除霊と表して自分の妻を殺すという悲惨な事件がありましたが、このことなども影響しているいのでしょうか? 霊とかを持ち出すことの、危うさを。 余談ですが、この大学に通っている学生には、本当に気の毒に思います。 私は、准教授というのが、昔の助教授と全く同じかどうかよく知りませんが、同じようなものなら、この男も、学生に講義していたはずですし。 この事件の詳細は、見ていません。 こんなアホな人間のやったことを調べる気にもなりません。
 
 というところで、これから夏真っ盛り、幽霊で涼むのはいいのですが、それらは、ほんの子供騙しであるということを、99.99%の日本の大人が、ちゃんと押さえておかなければなりません。 占いや神がかりの医術などもですよ、念のため。 (1万人ぐらいそうでない人がいてもしょうがないし、どの国にもいます。 それも民主主義でしょう。)
 
 でも、どうも、そういうことを信じる人間の割合が、日本には多いような気がします。 もちろん、自然の全てに霊とか神のようなものが宿っており、その樹木などを大切にイタワるなどという考えは、いいことだと思います。 ただ、いつも書いてますが、そういうことを通り越して、霊とか占いでのタワゴトを他人に押し付けようとする言動だけは、無くしていきたものです。 では。