最近の二つの訃報から  芸能人の①

 林 隆三が、死んだ。 65・6歳かと思っていたが、もう70歳になっていた。 残念、元気そうだったのにーーー。 芸能人の死は、いつも2年程前までは、元気な姿をテレビのドラマやインタビュー番組で見ていたのに、という感覚が凄くあります。 これは、私の日本に関する情報の範囲が狭いというせいでもありますが。  それと、芸能人は、若い頃からの不摂生とその性格の豪快さが影響して、一般人より相対的に早死になっているような印象を持ってます。
 
 
 ただ、林隆三は、やはり2・3年前、NHKの「スタジオパークからこんにちは」に出て、本当に元気そうな様子をしていただけに、信じられない思いです。 彼は、その中で、いろいろ柔軟体操(ストレッチ)も実演しており、相撲取りがやるあの180°の股割(またわ)りもやってました(実は、この私もできます。 若い頃はできなかったのですが、継続ですね何事も)。 それに、彼は、肥満でも何でもなかったしーー。
 
 死因は、腎不全とか。 その他の彼の最近の様子を記したサイトがなかったので、どういう経過だったのかわかりませんが、あっさり死ぬ時は死ぬんですね、やっぱり。 私も、幼稚園前後の頃、腎炎を発症したので、何か不吉なものを感じます。
 
 林 隆三を私が最初に知ったのは、1970年頃のドラマ「お荷物小荷物」でした。 以前書いたかもしれませんが、ちょっとシュールな面白いドラマでした。 小娘役の中山千夏に翻弄される5人の男兄弟の真ん中三男をやっており、他の兄弟が彼女のトリコになっていく中で、最後まで頑張ってその魅力に抵抗していた、そんな役です。(まあ、これではよくわからないでしょうが) 
 
 その後、あの大河「国盗り物語」での雑賀孫市役。 これには興奮しました。 この時の、「国盗り物語」では、明智光秀役の近藤正臣や秀吉役の火野正平も人気沸騰になりました。 火野正平は、今、自転車で頑張ってますね。 
 
 その後も林 隆三は、NHKの「天下御免」に出て人気を博したようですが、私には、あまりその記憶がありません。 主人公だった山口 崇は、よく覚えていますがーー。
 
 それで、つい最近、こちらで、NHKの地方局(北陸のどれかの県の)製作のドラマがあり、林 隆三も裸で相撲を取るなど、元気な姿を見せていたのになー、と、またまた思ってしまいます。
 
 この訃報を聞いて、少しの間、このようなニュースを聞いた時、私が、ショックを受けたり、感慨深くなったりする芸能人は、他に誰かなー、と考えていたのですが、なかなか出てきません。 上に挙げた近藤正臣ぐらいかな!? 彼は、あの「柔道一直線」の右京慎吾で颯爽と登場し、多くの女性とともに私もファンになりました。 その後、ドラマ「冬の雲」の陰ある青年の役で大フィーバーし、当時の週刊誌に年齢をごまかしていたとか、もう結婚をしていた、とかありました。 その次が、国盗り物語だったように覚えています。
 
 最近では、「龍馬伝」の土佐藩主山内容堂、渋かったし、つい最近の「ごちそうさん」のおじいさんもなかなか良かった。 それで、「ごちそうさん」は、ほとんど見てしまいました。 いまの「花子とアン」は、子役の時代のあとは、見なくなりました。 朝ドラは、秋からの「まっさん」に期待です。
 
 
 それで、元に戻って、その他にと考えても、もう、そんなに私が思い入れした役者は、出てきません。 皆、死んでしまいました。 沖 雅也も、もしあれがなかったら、まだ65歳ほど、と思うと残念です。 外国の人では、やはりアラン・ドロンですかね。 彼も、来年80歳です。 いつ、訃報が飛んできても不思議ではありません。 
 
 でも、芸能人の訃報に関する記事は、今日でおしまい。 ここに書いた人たちが死んでも、何も書きません。 今日、書いてしまいました。 縁起が悪いと怒られそうですが、でも、それほどのファンであっということですので、どうか、ごカンベンを! (敬称略)
 
 
 (追記、約6時間後)
 スイヤセン! 柔道一直線での近藤正臣の役名は、結城信吾でした。 風祭右京と混同していました。 風祭右京は、、佐々木剛(たけし)が演じていました。 佐々木剛は、お荷物小荷物で、林隆三の弟の五男役もしていました。 うー、つながった。
    (ただし、この追記も、ウィキチェックしてないので、100%シュアではありませんーーー。)