私の姫路城を作るぞ!  ①

 さて、やっとDIYに入ります。 今、私は、2つのプロジェクトに挑戦しています。 一つは、錦鯉の水槽を新しく作ろうというもので、もう一つは、我がふるさとの姫路城のミニチュアを作りたいということです。
 
 ただまあ、姫路城のミニチュアをつくることが、DIYに値するのか、はなはだ疑問ですが? DIYとは、家の内外の実用的な小物を製作したり、補修したりすること、とか、趣味のものであっても、それが、他の人の参考になるようなものであるというのが、だいたいの定義だと思います。
 
 私のミニチュア姫路城のようなものは、ほとんど誰にも参考にならないような、独りよがりの創造物でしかありえないのですがーーー。
 まあ、とにかく、ブログでその経過を記しておくほうが、自分のアルバムに写真を並べておくだけなどより、遥かに整理整頓され見やすいので、ここに書くことにしました。
 
 さて、我が家の広い原っぱの次のモニュメントとして、姫路城を選んだのは、当然、私の故郷の偉大な文化財であるというだけでなく、異国に住む日本人として、日本を象徴するに最もふさわしい建造物であるとも思うからです。 日本の世界文化遺産の第1号(斑鳩の法隆寺と伴に)であることを考えれば、そう言っても過言ではないでしょう。 
 
 もっとも、多くのアイルランド人は、日本の城などよく知りませんが、だからこそ、よけいにつくりたかったというのもありました。 また、私も、富士山のような自然の美には、文化財は、敵わないと思いますが、富士山のミニチュアは、ちょっと簡単に作れるでしょうが、かなり大きくしないと、チンケな感じがするというものあるしーーー。
 
 で、さて、前置きがまた長くなりましたが、去年、このブログを休止した直ぐ後、5月頃より、姫路城の製作に着手しました。 そのサイズですが、10分の1のスケールにすれば、計算しやすく便利なのですが、10分の1だと、完成品は、約4.5mもの巨大なものになってしまうので、サイズ的にも予算的にもやりやすい、15分の1のスケールにしました。 これでも、大天守のてっぺんまでで3mちょっとの高さになります(うまく完成すれば)。
 
 おおよその図面をつくった後、さあ、製作現場をどこにするか? 犬の囲い(ペン)の前、近所の人には道から正面に見えるところにしました。 まずは、ブロックを積むための基礎部分をつくるため、土掘りです。
 
姫路城の大天守と3つの小天守を含めた連立式一体を作りたいので、床面積もけっこう大きくなります。
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 砂利を敷き詰め、石垣部分の内枠となるコンクリートブロックを積む場所の下にコンクリートを流し込む。 それほど多くの量でもないので、これらのコンクリートは、すべて自分で混ぜ作ったものです。 ここまでは、2013年5月内に終えていたと思います。
 
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 次は、そのブロック積みです。 下の左の写真は、大天守の石垣部分、右は、小天守や渡櫓(わたりやぐら)部分も含めた全体の様子。 こちらのブロックのサイズは、だいたい43×21×10(厚み)cmといったところです。アイルランドでは、日本にあるような穴あきのブロック(専門的に何と言うのか、知りませんので)は、あまり見られません。 
  ブロックの位置は、あとで石垣用の飾り石をくっ付けるということもあるので、それほど神経質に計測して建てていったというほどではありません。  ここまで、6月中には出来ていたと思います。 
 
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今回は、ここまで。