子供たちの心と体の変化

 例のコメントに関しては、特段、動きがないので、次に進みます。 でも、その、先週は、あまりブログを書かない予定だったのですが、あのコメントに、つい反応してしまいました。
 
 書かない、あるいは、書きづらかったというのは、子どもたちが、二人共、風邪で学校を休んでいたので、その世話とやはり子供などが周りにいるとなると、文章が書きづらくなるためです。 じつは、今日もまだ二人は、休んでいます。 てもまあ、一番ひどい時に比べては良くなっているので、それほど心配はしていません。
 
 私事ですが、この日本とアイルランドのハーフハーフの二人、私は、この二人の外見や行動パターンなどが、どのように成長とともに変化していくのかが、非常に興味があります。 周りのアイルランド人からすれば、二人はよく似ていて、アジア人の血が入っていて、自分たちの子との差を認識しているように思っている感じですが、それは、すでにそういう情報(私が父であり、日本風の名前であることなど)を知った上での反応なので、情報がない場合の彼等の意見は、本当のところ、よくわかりませんがーーー。
 
 今回の風邪の症状でも、娘は、乾いた咳が頻発し、それと鼻水が主。 熱は、あまりない。 息子は、湿った咳で、声がでなくなり、熱もある。 こんな感じで、同じウィルスによるものでも、反応は、かなり異なります。 もちろん、普段でも、環境の変化に対する反応は異なります。 私は、特に若い頃、こういう人種間の遺伝的差異にとても興味があったので、関連の本をよく読んだものです。 といっても、ほとんど一般向けの本ばかりでしたが。
 
 皆さんも知ってる人も多いと思いますが、人種間には、もちろん皮膚や眼(虹彩)の色、頭の形、髪の毛の質や色、指紋の形状、多くの血液型、筋肉の付き方や体格全般、はたまた耳垢の質やアルコールに対する反応など様々な比較要素がありますね。 もちろん、今、科学で一番取り上げられているいのは、いろんな細胞から取り寄せたDNAの構造比較です。 いわゆる3大とか4大人種と言われる人種のなかでも、何種類ものタイプに分類されていますね。 遺伝情報からでは、それこそ、数え切れないほどのタイプが、存在しますね。 AB型の血液型で、人の性格を判断することのバカバカしさは、ここにもありますね。
 
 今、11歳半の私の息子は、生まれた時には、左右の眼の色が、かなり違ってました。 あのデビット・ボウイもそうらしいですね。 その色の違い、今は、少し小さくなりましたが、いまでもじっくり見れば、差に気づきます。 彼の右目は、やや薄く緑がかっていますが、同じ右側にある耳の耳垢は、湿っていて水飴状になっています。 これは、ヨーロッパ人に多い特徴です。 左側の眼は、より茶色く、左の耳垢もアジア人に多い乾いた耳垢です。 おもしろいですね。 
 
 10歳になった娘の方は、より私に似ている(つまりアジア的な)感じがしますが、母親は、そうは思わないようです。 彼女は、今のところ同級生でも一番背が高く、体格もがっしりしていますが、その辺は、アイルランドの血が強いのかなあーーーなどとも思いますし、よくわかりません。 
 
 ハーフの子たちの場合、表現形質(外見)は、年齢の経過によっても大きく変化することもあるので、この先どうなるか、よくわかりません。 私は、とくに思春期というホルモンの影響が出やすくなる時期、つまり私の子であれば、これから2-3年が大きな変化の時になるのでは、と考えています。 まあ、変化のないことも含めて、この時期で、彼等の外見は、決定されていくのでしょう。
 
 ただ、子供が大きくなっていくに従い、外見もそうですが、やはり、中身、勉強や性格、特に、性格と言おうか性質と言おうか、そういうものが、どうこう変化するのか、これが、やはり親としては、一番の関心事になってきます。 日本語は、よくできないけれど、父親は、「日本、日本。」とよく言うし、彼等の心の中で、それらが、どういうふうに感じられ、性格と言おうか人格と言おうか、そういうものに影響していくのか、興味あるところです。