アイルランドの我が家の周囲に来る野鳥たち

 少し前に、こちらで見ることができる野生動物(主に鳥)を紹介しますと、書きました。 実は、そのため写真のチャンスを、ここ数週間伺っていたのですが、やはり、私の小さなデジタルカメラに収まってくれるほど、彼らは、ノンビリしていません。 で、何枚かは、ネットにあった写真を使わせてもらいます。 著作権などの問題がないことを祈りますがーー。
 
 まず、よく見る動物(鳥)の名前を列挙しますと、
1.ロビン(Robin)
2.ハクセキレイ に似た小鳥
3.スワン(白鳥)
4.カササギ(Magpie)
5.チョウゲンボウ に似たハヤブサの仲間
6.キジ
7.その他、カラスやツバメ、スズメは、日本同様によく見ます。 それと、獣では、キツネはよく見ます。 近所で飼ってる鶏もよく犠牲になってます。 それと日本人には、馴染みのうすいアナグマという動物も見ます。 ただ、アナグマは、夜行性のせいだと思いますが、近所では、死骸でしか見たことがありません。
 
 で、1.のロビンという小鳥は、日本のコマドリとよく似た鳥ですが、非常に人なつこっく、私が庭でDIYをしていたら、いつも近くに寄ってきます。
 
 2に、ハクセキレイと書きましたが、日本のものとよく似ていて、尻尾をフリフリしています。 これも、わりと近くまできます。 
 
 3の白鳥は、アイルランドには、3種類ほどいるようですが、留鳥(越冬とかしないで、国内に留まる鳥)もいるようです。 この白鳥が、3羽から10羽ぐらいまでの群れで、例の逆V字形をたもったまま、私の頭上を飛んでいく姿を、皆さんに是非私の写真で、お見せしたかったのですが、やはりタイミング的に無理でした。
 
 彼等は、ククク、クククと2節の鳴き声をかけながら飛んでくるので、アッ来たなと思うのですが、写真は、やはり間に合いません。 地上からほんの20mぐらいの高さで飛ぶその姿は、本当にダイナミックです。 庭にいるときに出くわすと、それは、いい気持ちになります。 そういうチャンスは、年間、そうですね、5・6回は、あると思います。 彼等も、天気のいい日に移動しているようなので、寒くても晴天の日が続くと、よく見れるのですが。
 
 先に、6のキジですが、アイルランドにキジというのも、違和感のある人もいると思います。 私もそうでしたが、調べてみると、やはり、こちらアイルランドやイギリスには、4~500年前にアジアから連れて来られたようです。 わたしの家の周囲でも、結構例の鳴き声で存在を知らせてくれます。
 
 チョウゲンボウとは、ハヤブサの仲間で、空中で、ホバーリング(失礼、日本語がでてきません)しながら、一気に急降下して、地上にいるネズミなどを捕る習性があり、この鳥を見た時も感動しました。 数年前に見て以来、最近は見ていませんが。
 
 ここで、カラスのことで一言、彼等もよく私の庭に来て、コンポストにしている残飯などをアサっていますが、皆さんは、彼等の糞をご存知でしょうか。 それは、黒くて大きいものですよ。 私は、最初、近所の猫のシワザだと思っていましたが、どうも庭のど真ん中に糞があるのでオカシイと思っていました。 びっくりするほど大きいものもありますよ。
 
 最後に4のカササギは、モノの本によると、日本でも、九州北部にいるそうですが、私は、日本では見たことがありませんでした。 見た目は、白いラインがあって綺麗のですが、習性は、カラスとほぼ同じで、アイルランドでは、道路上の動物の死骸などをよくあさっています。
 
 このカササギは、あまり長時間飛ぶというものでなく、だいたい道路を横切るなどの短い飛行だけです。 それで、いつも、このカササギを見るたびに、例の百人一首のあの歌を思い出します、
 
          『かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける』
 
 だから、このかささぎという言葉は、渡るという語の枕詞だとてっきり思ってましたが、昔の百人一首の本を見直すと、枕詞ではないようです。 まあ、死肉をあさるこのカササギを見て、そんなことを考えてる私なんかは、妻から見ると変な人間になるのかもしれません。
 
 
イメージ 2
 
 ロビン、胸元が橙色の人なつっこい鳥
 ここ数週間みなかったので、ネットより写真を拝借。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 1
 
我が家の屋根にいるハクセキレイ、見えるかな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 3
 
 私の頭上、こんな感じで飛んでくる白鳥。
  (これもネットより)
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
イメージ 4
これが、カササギです。 わりと綺麗でしょう。
 (これもネットより)