タイガーマスクは、なぜ、そんなに強かったのか!

  ご無沙汰ですが、それは、特に書くことがないのが理由です。 
 
 日本の政治の話は、その時その時、一喜一憂してもしかたがなく、長い目で見た上で、自分の意見をださなければと思うようになったし、第一、日本の最優秀な人たちが議論しているのだから、私などが言うこともないし。 まして、外国に住む私は、文化・精神的には日本人であっても、政治・経済的には、IMFの介入があったここアイルランドに100%依存しているので、日本の政治をトヤカク言う権利があるように思えません。(日本の選挙権はまだ持ってますが。)
 
  それで、もう書くことがないので、このブログを本当に閉めたいと思いますが、本当の本当の最後に、自分が、今思っていることで、いままで書いてなかった部分を、あと数回で書き終えたいと思います。 前にも書きましたが、10年後にでも見て、どう感じるかを楽しみにしながら。
 
 それで、今日は、ちょっと別なのですが、最近、日本では、伊達直人からの贈り物のことが話題になりましたが、実は、私も、このブログで、タイガーマスクのことを書くつもりでした。 でもそれは、贈り物のことではなく、「なぜ、タイガーマスクは、だんだん強くなって、そして、あれだけ絶対最強だと言われた虎の穴の創始者タイガー・ザ・グレイトにまで、勝つことができたのか?」という、子供の頃からの疑問についてでした。
 
 子供の頃、このアニメを見ていて、「そんなことないでー、ナンデそこまで強くなれるねん!」と半分興奮、半分シラケで、この最終回を見たものです。
 
 しかし、大人になって、この私もまた柔道を始めて、自分の体力が以前より向上するのを感じたし、また、組織に属さないことで、精神的にも強くなっていく部分もあった。 また、自分の心の中に、人にはすぐに言えないような隠したい何かを吐き出したとき、もうその人は、以前より数倍強くなっているのかもしれないと、思うようになった。 
 
 私の場合は、それは、部落出身という出自のことだし、タイガーマスク・伊達直人のそれも、みなし児という出自のことだった。 だから、40歳ぐらいを過ぎてから、あのアニメのような話は、あり得るかもしれないと思ったものです。 そういう意味で、また書きますが、芸能界やその他の社会的に影響力のある人たちの部落出身やその他のタブー的なカミングアウトを、ぜひもっともっと実現していかなければなりません。 
 
 個人個人が強くなれば、社会も国も強くなるのですから。 では今日はここまでで。