だめな政治家

　民主党が、小沢一郎率いる自由党と数年前に合併した時、私は、これで民主党の徐々に上がってきた人気も落ちてくると、思っていた。　こわもての小沢一郎は、オバちゃんたちにとても不評だと、思っていたから。　あの小泉純一郎とは反対に。

　しかし、その後の民主党は、逆にさらに人気をあげ、２００９年夏の政権交代を実現した。　これは、本当に小沢一郎の豪腕によるものだろうか。　今回の政治とカネの問題で、鳩山由紀夫よりはるかに小沢一郎のほうに、世間の批判が強く、辞めてよかったたという、世論がとても多かった。

 

　まあ、科学実験でもないので、もし彼がいなかったら、選挙はどうなっていたかという、比較はできないが、去年の政権交代は、対する自民党の自滅から、民主党への国民の期待の結果でしょう。　小沢一郎の影響は、あまりないと、私は見る。

　この間、この政治資金規正法とかという法律で、彼らの秘書が逮捕されるなどしたが、こんなトカゲのシッポ取りしかできない法律は、意味がない。　秘書のやっていることに、その親分である国会議員が、知らないわけがない。　本当に知らない国会議員がいたら、その議員は、自分の事務所もちゃんと管理できないで、何が国の管理だ。　

　秘書の不正が見つかったら、即座にその議員の首も飛ぶような法律でなければいけない。

 

　政治家について、ここ数年の日本の政治を見てきて、自民党のアベ・フクダの二人の元総理には、本当に情けない気がする。　まあ、アベの場合の病気というのが、本当ならイタシカタないが、私はそうは思わない。　フクダにいたっては、堂々と、自分で投げ出した。　自民党総裁になるときに、自分で、貧乏くじを引くかもしれないといってたくせに。　なぜ、もっとぼろぼろになるまで、捻れ国会の状態でも、最善をつくそうとしなかったのか。　この人が、まだ国会にいることが、理解できない。　なぜ、地元の人たちは、本当の世襲のようにこの政治家を存続させるのか。

 

　きょうは、これからサッカーワールドカップの日本対オランダ戦があります。　まあ、実力では、かなり劣ると思うけど、全力でぶち当たってもらいたい。　政治の話は、そのあとに。