消費税について

 ワールドカップ、オランダに残念ながら負けましたね。 でも、私のような素人には、カメルーン戦より堂々としていて、見ごたえがありました。 まあ、次のデンマーク戦こそ、必死で頑張れば、道は開けると思います。
 
 さて、政治のこと、消費税について書きたいと思います。 私は、結論的には消費税の引き上げには賛成です。 消費税をうまく利用すれば、金持ちにはより多く税金を出してもらい、貧しい人には、税負担よりも福祉などの社会保障による恩恵のほうが大きくなると考えています。
 
 もちろん、消費税の引き上げの前に、無駄な歳出の削除や行財政改革の推進は当然ですが、長年の土建国家による天文学的借金負債は、国民生活のあらゆる面にネガティブに影響していると思う。 子供の数が減っているのも、老後の生活の不安も、みなそうではないでしょか。 この巨大な負債を、少しずつでも小さくしていくのは、現在の私たちの努めではないでしょうか。 少々かかなりか、分かりませんが、今の国民で、その痛みを分かち合っていき、将来のこの国の立ち直りを期待しなければならないと思います。
 
 消費税は、私は、基本的には2-3の税率を設定すべきだと思っています。 野菜や米などの原材料的な基本食料品は、現行程度の低い%に設定、そして、一般の製品、現在の平均的な生活に必要とされるような製品については、15-20%ぐらいの税率をしてはどうかなと思う。 これには、軽自動車や障害者のための特殊器具ようなものも含まれる。 そして、もうひとつ、たとえば2000CCを越える高級な車や10万円以上の腕時計のような贅沢品には、50%かそれ以上の税率にするなどーーー。
 
 この場合、日本は、いろんな名目の税金が多いので、これらを簡潔にし、その徴収にかかわる公務員の数を出来るだけ少なくしていく必要がある。 まあ、消費税だけでいいのではないでしょうか。 環境税に係わるようなものも、消費税の税額で処理すればいいと思う。
 ただこの場合、この消費税の徴収に係わる公務員やその組織の力が、非常に強くなってしまう恐れがあるので、その組織編成や管理体制をしっかりとしたものにしていく必要がある。