「マッサン」に、写真が出ていましたな!

 そうです、私たち夫婦の写真が、11月8日のNHK連続テレビ小説「マッサン」の最後に出ていましたね。 このことについては、後で詳しく書きます。 
 
 ご無沙汰でした。 実は、10月27日から11月8日のごく早朝まで日本にいました。 約2年ぶりの帰省(一時帰国)です。 今回は、たった2週間程度でしたので、訪れたい土地に行ったり、もちろん、友人たちにあったりして、ホントにあっという間の滞在でした。 この一時帰国のことをブログに書かなかったのは、単にセキュリティーの観点だけです。
 
 それで、日本に行く前に、このブログを書くネタがほぼ枯渇し、そろそろ長い休眠に入ろうかな、と思っていましたが、今回の帰省中の国内旅行や友人たちとの語らい、そして、この「マッサン」のことで、少し書くものができた気がしています。
 
 で、まず、「マッサン」のことなのですが、私たちのこの写真が、番組の最後で掲載されるというNHKからの連絡は、実は、日本へ行く直前に入っていました。 でも、もし、NHKが、私のこのブログを発見し、この内容では、安倍ちゃんの友だちの会長にでも知られれば、私の写真はボツになるかもしれない、と思ったことや(ほぼ冗談ですが)、それより、単に予定が変更になるかもしれない(何週か前、台風で放送中止になりましたね)と思いましたので、結果が本当に出てから、このブログに書こうと決めていました。
 
 上記で、私は、放送日の11月8日の早朝まで日本にいたと書きましたが、それは、本当に早朝でしたので、日本では、放送は見ていません。 こちらのJSTVでも、日曜日に1週間まとめたものを放送していますので、それで私たちの写真を初めて見ました。 もっとも、その数時間前に、NHKの「マッサン」のホームページに、いままでのカップルの全写真(一部取消した人もいるみたいですが)が載っており、それを先に見ましたが。
 
 ここで、ちょっと、言い訳みたいなことを書きますと、私たちの写真だけ撮った年を記載していましたので、皆さんには、かなり古い写真でナンカ違和感を感じられた方もおられるかもしれません。 でも、NHKのこの国際カップル写真の応募要件では、「お二人や家族のイキイキとした写真を」ということだったので、私たち二人が写っているものの中で最も生き生きとした写真、那覇マラソンで完走した直後の写真を送付したわけです。
 
 これが、このNHkの要件が、お二人のアツアツの写真とか、家族の和気あいあいとした雰囲気の写真というものであれば、そんなものは、いつでも撮れるし、わざとらしく作れるとは思いますが、イキイキということで、今回の写真を送ったわけです。 まあ、個人の考え方にもよりますが、他のカップルの写真では、特にイキイキというほどのものでないものもけっこうあったように、私は思います。
 
 さて、この写真の裏話なのですが、NHKでは、その要件の中で、写真に、企業名やそのロゴの表示された飲み物などがある場合は採用されないということを書いてました。 ですが、私の送った写真は、マラソンのスポンサー名(沖縄の地方銀行)が、胸にゼッケンとして入っていたので、採用はどうかなと、少し心配はしていましたが、これは、沖縄のビッグイベントなので大丈夫かな、とも思ってました。
 
 でも、ドラマを録画している方や先ほどのNHKのホームページで見られた方は、お気づきですが、私のTシャツは、白の無地になっていましたし、おかしなことに、全然ロゴとかの無なかった絵入りの妻のTシャツも同じく白無地になってました。
 
 それと、私たちのコメントも、夫婦で完走、とありましたが、その当時はまだ結婚前でした。 今現在、ちゃんとした国際結婚の夫婦であるので、結婚の前の写真でもOKと思ったからです。 そのことは、NHKにちゃんと書きましたが、放送では、夫婦としていました。 ナンカ、お堅い感じですね。 同棲中ではいけないのでしょうか? それと、「人生最高の幸福」みたいな表示も、私が送った文よりかなり大げさに書いています。 やっぱり、ドラマチックにしたいんかなあーー。
 
 まあ、とにかく、以前にも書きましたが、世界中で何百万という日本人がらみの国際結婚のカップルがいて、その中で、1%満たない夫婦が、この写真紹介に応募したとしても、かなりの競争率であることは間違いのないことなので、ラッキーだったと素直に喜んでいます。 子供たちも見ましたが、内心どう思っていることでしょう?
 
 それで、折角なので、私がNHkに送った元の写真をここに載せますと、
 
イメージ 1
 
 
 
  と、こんな感じです。 
  古いプリント写真からの生撮りでしたので、余分な 光などが入っていますが、NHKなら綺麗に修正でき ると思い、多少の写真の乱れをそのままにして送っ たのです。
 
  でも、私のTシャツの表示のみならず、妻のも修正 していたのには驚きました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 さて、このドラマ「マッサン」の感想を以前書くと言っておいて、まだ書いてなかったので、ここで、ついでに書くことにします。 いろいろあるので、簡潔にするために箇条書きにします。
①まず、視聴者の多くが言っているように、英語で喋っているところは、吹き替え無しの方が、より面白いと思いました。 玉山くんの英語をもっと聞きたかった。
 
②マッサンのスコットランドでの苦労話をもっと長く詳しく描写してほしかった。 スコットランドで起こった出来事は、もう全て出尽くした感じで、今は回想シーンばかりですが、本当は、このマッサンの当地での苦労が彼の人生にとって、のちの実際のウイスキーの生産の苦労の次に大事な時代であったと想像するので、この時代をもっと詳しく映像化してほしかったです。 特に、異国にいる私には、そういう思いが強いのかもしれませんがーーー。
 
③これは、NHKの放送コードと関係しているのでしょうが、マッサン夫妻が、一度も接吻(キス)シーンを見せないことです。 人前ではともかく、家の中でも、手や髪の毛にキスするシーンはあっても、本当の口づけがないのは、やはり違和感がありますね。 特に、二人が喜びや悲しみの後、抱き合った時には、絶対に濃厚なキスになるのが普通だと思いますがーーー。 100年前のマッサンは、しないのでしょうか? でも、その他のシーンでは、かなり現代的な感覚で描写していますがねーーー?
 
④これは、この「マッサン」だけというわけではありませんが、いわゆるドラマの会話と現実の会話で何が一番違うかと聞かれれば、私は、それは、相手の言っていることが聞こえなかったり、意味不明な時に、「えっ!」とか「何?」などと聞き返すということの頻度の違いにある、と考えています。
 
 時々(映画に多いのですが)、意味がはっきりしない俳優のセリフを、その相手方が、何とも無く答え、会話が進展していくような場面がありますが、見ているこちらは、分からないし、そういうボソボソというセリフに重要なヒントがある場合が多いので、DVDなら巻き戻しできますが、本当の劇場では、ホントにイライラします。
 
 ちょっと、説明が長くなりましたが、今回のドラマは、日本語がわからないはずのエリーとの会話なので、この聞き返しなどをもっと増やしても、という感じはします。
 
 また、これも昔からですが、英語文が入る日本の映画やドラマで多いのですが、その外国人は、簡単な英語(サンキュウなど)は、英語で喋り、結構難しい日本語の文を何故か日本語で話せてしまいますね。 変ですね! ホントは、反対のハズですがーーー? まあ、そうしないと、日本の視聴者が、字幕を多く見ることになるためだとは思いますが、今の時代、それでもいいのでは、と思いますが。
 
 と、長らく書きましたが、ドラマの感想というより、英語の使い方の感想という感じでした。 あと、私としては、マッサンが、エリーの弟に柔道を教えるシーンを写しだしてほしかったんですが、会話での説明だけでしたね。
 
 と、帰国第1回のブロ記事は、「マッサン」のことが中心になりました。 NHKには、いろいろ苦言のようなことも書きましたが、この写真の掲載のお陰で、今はアメリカに住むかつての恋人(冗談!?)から連絡がきたりしていることを含め、感謝して、今日の記事を締めたいと思います。
 
 NHKさん、ホンマに、オオキニ、アリガトさんでした。