暇に任せて、親や子や遺伝のことを思う。

  月曜日から、娘も一人で自転車で学校に行き出し、益々することがなくなってきた私です。 まあ、真冬には、私が彼女を車で送って行くことになるとは思いますが、ホントに物理的には、子供たちにすることが少なくなりました。 
 
 昼食も、この9月から、子供たちは自分で作っており、妻も助かっています。 だいたい彼らの昼メシは、簡単なハムサンドのようなものですが、娘だけ、前の晩のカレーライスと私のおにぎりをそれぞれ週1回持って行きます。 
 
 というわけで、私の朝の時間は、よりゆったりとしてきました。 まあ、まだ今は、外でのDIYもやっているので、それほどでもないのですが、これが真冬になると、この時間をどうしたものか、と今からちょっと心配です。 ブログに打ち込めばいいのでしょうが、反対に、ネタは少なくなる一方ですし、同じことを酔っぱらいみたいに何回も繰り返したくもないし、で、そんなにブログもヤル気が起こりません、と言って今書いてますがーーー。
 
 それで、ちょっと以前のことなのですが、正直なところ、ちょうど21世紀の始まった2001年から主夫の生活がスタートしたわけですが、いままで割りとすることもあったということで、日本にいるかつての同僚や友人たちが職場で頑張っていることに対して、特にヒケメを感じたこともありませんでした。
 
 で、56歳の今、そういうヒマを持てあますようになってきましたが、よくよく考えると、私がいた公務員の職場では、これぐらいの年齢の人は、最優秀な人は、トップの地位にあり、大変な忙しさだったと思いますが、それほどでもない方々は、副課長とか副所長とかと言う肩書で、まあ、新聞を読む時間も1日に2時間はありそうな感じで、結構ゆったりした仕事環境だったと記憶しています。(下の者から見ての感想です。 俺は、バリバリヤってたでー、という方もいたでしょうがーーー。)
 
 まあ、私がいた20年前はそんな感じでした。 この前の、地方議会の変化の無さからして、申し訳ないですが、こういう仕事ぶりも、あまり変わってないのでは、と思ってしまいます。 また、公務員だけではなく、民間もそういう雰囲気の会社が多いと、結構、このウェブサイトの話題などにありますね。
 
 ですから、50代後半のこのノンビリとした生活に対しても、あまりヒケメを感じる必要もないようです。 
 
 
 話は変わって、昨日、奥歯を1本抜いてきました。 歯肉炎が原因です。 私は、どちらかと言えば、甘党で、子供の頃からよく歯医者には行ってました。 でも、外国生活では、歯医者に行くことが、どうも億劫(おっくう)になるので、4・5年ホオっていたら、上の奥歯の歯肉が、歯周病になってしまい、奥歯数本を抜くことになってしまいました。 それが、5年ほど前のことです。 それ以来、歯医者には、定期的に通い、歯磨きなどもよりしっかりやっていますが、今回のように悪化する歯肉や歯が出てきます。
 
 よく、「健康は口から。」のような言い方があります。 でも、同時に、「目と歯は、鍛えられん。」とかいう言葉もあります。 私の場合は、後者の方がぴったりで、目で見えるところの健康(体型など)については、ある程度自己管理できているつもりですが、この「目と歯」の健康管理は、ナカナカ難しいです。
 
 目の方は、元々中学生ぐらいから近視が始まり、今は、かなりの強度です。 そして、最近は、老眼も結構はいってます。 老眼は、沖縄の日本語学校で、事務の仕事を任されるようになって、ワープロをいっぱい使い出した1998年頃(ちょうど40歳)から、明らかにその老眼の度合が一挙に進みました。 当時、自分自身でハッキリその進行の度合いが認識できるほどの、不思議なほど速いものでした。 それ以来、ド近眼と老眼の二刀流です。
 
 まあ、この近視ですが、私は、兄弟姉妹が私を含め6人なんですが、子供の頃から近視であったのは、私だけです。 母親が、強い近視だったのですが、そのDNAを引いているのは、どうも私だけのようです。 私の父は、中耳炎を若い頃から患い、兵隊の義務もある程度緩和されたと聞いたことがあります。 この中耳炎は、私も含め兄弟姉妹の中の何人か患いました。 これは、そうなりやすい体質とあとの治療・管理が悪かったせいでしょうが。 それと、日本人の大好きなAB型の血液型ですが、これは、私だけO型で、他の兄弟皆A型です。 母が、O、父がAでした。 
 
 こうやってみると、一見、私だけが、母由来のDNAの発現が強い感じですが、実は、私の二人の兄より、私の方が、顔形は父に一番良く似ています(周りもそう言います)。 まあ、ですから結論的には、ナンノコッチャよくわかりません。
 
 さて、私の子供たちも、今のところ、両親から個々の部分(体格、体質、性格、性質など)を別々に受け取っている感じがします。 それが当たり前なのでしょうし、これからも、特にハーフ(雑種、良い言い方では、今流行りのハイ・ブリッド)の場合は、遺伝子の発現の時期などが、比較的似たもの同士(つまり日本人同士)に比べ、より変化に富んでいるようなので、今後も大いに変わっていく可能性がありそうです。 つまり、どうなるかわからない、ということのようです。
 
 今日の話題は、恐らく、私を実際に知っている人には、まあまあ読める内容でしたでしょうが(これが実名ブログのいいトコ)、一般の方には、ホントにまたショウモナイものになってしまいました。 ゴメンチャイ!