私の姫路城 ⑧ 三層目の枠作り

 
 今朝は、娘と二人だけ。 彼女は、今、テレビゲームをしています。 
 
 この私の姫路城の作成に当っては、当初、サイトを探せば、いろいろ参考になる設計図みたいなものや寸法を記したものがあると思っていたのですが、探しきれてないのか、いいのが見つかりませんでした。 そこで、自分の持っている本やカタログにある姫路城の写真から、私のミニチュアのサイズを割り出していったのですが、これが、うまく行きません。
 
 屋根と屋根の重なった部分では、壁の位置(高さ)はどのあたりにあるのか、など写真だけでは判断がつきません。 大天守の裏側の様子もよくわかりません。 それで、実は、私は、自宅に30センチくらいの大きさの姫路城大天守の木造模型を持っているのですが、これを見ながら、今のミニチュアの壁の高さや屋根の長さを推測しています。 と言っても、そんなに精緻な数字が出るわけでもないのですが、物差しで外から計って、後は、おおよその見当です。
 
 初めは、この模型自体が、コピーなので、コピーからのコピーを避けるという意味で、実物の写真と実物の各所の長さから今回のミニチュアの寸法を出していたのですが、やっぱり最初から、この木造模型のちょうど10倍のスケールの物をきっちり作っていれば良かった、と後悔しています。
 
 
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 これが、その木造模型。 30歳ぐらいの時に作ったもの。 コンナンでも、結構、値段は高かったんですよ。
 
 今、3つの小天守も含めた更に規模の大きい木造模型が売り出されていて、約13万円します。 高いんですけど、いつか作ってみたいです。
 
 前で、相手を内股で投げている柔道家が見えますか?
 
 
 
 
 さて、屋外のミニチュアの方は、三層目(3段目)の枠作りをしました。 
 
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 今回も、スチール枠をそのままモルタルで固めただけの土台です。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 ブロック積み。 だいぶ高さが出てきたので、ブロックも私自身も落ちないように、バランスに気を使います。
 
 
 
 
 
 
 
 
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 いつものモルタル塗り。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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 そして、ペンキ。 だいぶ、いい感じになってきたと思っています。
 
 高さも、約2メートルになりました。
 
 
 
 
 
 
 
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 娘の部屋の窓からの眺め。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 多少、この三層目の枠ができる前から思っていたことですが、枠(壁)を作るのは、その鉄製のブリッジでやればできると自信が出てきたので、この際、屋根部分は後回しにして、枠だけを五層(5段)まで先に完了してしまおうかな、と今考えています。
 
 それだけなら、この8月中にも完成出来そうですし、それだけでも、ちょっとある種の構造物に見える(周りの人から)と思うので。
 
 ここで一つ問題があります。 今、3段目を終えましたが、あと2段の枠作りをコンクリート・ブロックでやるか、木材でするかということです。 ブロックでやる方が、真っ直ぐな線を作りやすくなりますし、頑丈です。 ただ、重量があるので、いくら鉄製とは言え、ブリッジの強度がもつかという点があります。 
 
 木材は、軽いし、屋根も木材なので、釘ひとつで接合しやすいという利点がありますが、例え、かなり太いものでも、ナカナカ直線を保つことは難しく、時間がたつと曲がってしまうということも多いので、ここが、悩ましいところです。 
 
 余談ですが、この「悩ましい」という言葉、今NHKの9時のニュースのキャスターは、よく使いますが、私が若い頃は、この「悩ましい」は、色っぽいの意味で使われることの方が多かったように感じていて、最初、このキャスターが言い出した時、ドキッとしました。 日本を離れていると、世間のこういう言葉の使い方の微妙な変化に付いていけません。
 
 それで、結局、今考えているのは、もう1段(四層目)は、ブロックで作り、最後の五層目は、枠も小ぶりになるし、直線が出しやすいだろうということで、木材で作ろうかなーーー、と考えています。 でも、どうなりますか、では。