55歳からのドラマの見方は?

 ブログに集中できる日が、残り3-4日となりました。 
 
 今日は、ブログに取り掛かるのが少し遅れました。 それは、朝の間に、土曜日にパンクした車の修理に行っていたのです、 ここ1-2週間、レジの人以外に人と会話することが全くなかったせいか、うちの犬にいろいろ話しかけたりして、彼らも、「うちのご主人どないしたんやろ。」、と思っていることでしょう。多分、独り言もよく言っているかもしれません。 ですから、日頃は、特に理由がない限り、あまりアイルランド人とは話をしない私ですが、今は違います。
 
 土曜日の午後、動物愛護の団体の職員が、うちにやってきまして、その目的は、結局のところ資金集めなんですが、その30歳ぐらいの小柄な男性と結構いっぱい喋りました。 自分の拙い英語にも関わらず、言いたいことを、この際とばかりに彼にブツケたみたいになりました。 ただ、金は出さなかったです。 定期的な募金を強要する契約制のものでしたので。
 
 同じく、その夕方、斜め向かいのインド人夫婦の夫が、私に夕飯の差し入れをしてくれました。 以前、彼が一人の時、私の妻が、彼に食事をつくったことがあり、まあ、そのお返しのようなものですが、この彼とも久しぶりに話しました。 この人とは、偶然にでも逢えば、いつも長話はできるのですが、日本の近所のお父さん同士も同じだと思いますが、わざわざ相手の家にまで行って話すことはしないですね。 昨日の話題は、ワールドカップ・サッカーのことやお互いの子供の話などでした。
 
 それで、今朝は、車の修理工場の人と結構いっぱい話しが出来、余計な出費ができたと行くまでは、ちょっとイヤな気分だったんですが、わりと気分爽快で帰ってきました。
 
 さて、話は変わって、皆さんと共有できる話題で言うと、この土曜日にあったNHKのドラマ「55歳からのハローライフ」についての感想を書きます。 まだ、もう1話残っていますが、その後タイミングよく書けるかどうかわからないので。
 
 期待通りの内容になっています、私には。 たぶん、これを見られた50歳ぐらいから65歳ぐらいの年代の方々の多くも楽しんでいると思います。 各回で、私が特に興味があったトコを書きます。、
 
 第1話は、早期退職した夫の話でしたが、一番面白かったのは、彼が再就職をしようとして、自分では、もっと他の会社(つまり世間と言うことでしょうか)から受け入れられると勘違いしていて、現実の再就職の場で、その難しさを自覚する件(くだり)です。 これが、ホントのホントの現実でしょうなー!
 
 第2話は、夫がいても、ペットの方を優先する妻の話です。 時々、こういうことになってしまう人がいますね。 夫は、私たちのようにブロガーなんですが、最後の方で、この妻は、夫の記事に感動して、仲が戻るという話でした。 
 
 私が、変だと感じるのは、普通、このような場合、夫婦間でも相手が簡単にブログにアクセスできるようにしないと思うのですが、皆さんは、どうでしょうか。 ましてや、妻への感謝の気持ちなどをブログに書いているのなら、自分が重い病気か何かにならない限り、暗号やニックネームを教えないと思いますが、不慮の事故の時でも、友人などが妻に夫のブログのことを伝えることもできるだろうし、などと私は、思いました。 私は、一部の写真以外、ほとんど家族には見せてません。 最も彼らには、私の記事を読む能力がないので、安心と言えば安心なんですが。
 
 第3話は、やっぱり、熟年見合いの様子が、面白かったですね。 もっとも、自分も、あのダメでイケナイおじさんたちのどれかのパターンになっているかもしれない、という不安な気もつきまといますがーーー。 でも、そのようなダメな男の例をもっと出してほしかった。 また、熟年女性から見れば、若い男との一夜の出会い、楽しいものになったようでしたが、次の第4話の男の場合とは逆に、女性の場合は、このようなアバンチュールは、成功しやすいのでしょうか?
 
 第4話は、男の私としては、一番面白かったです。 ああいうマドンナ的な女性に出会い、勝手に自分で恋心を抱く中年男の気持ちというのは、世の男性のほとんど皆が共感できることだと思います。 この二人の喫茶店での会話に、ググッと引き寄せられました。
 
 主演の小林薫は、私は、「ぶぞろいの林檎たち」で初めて知りましたが、それ以来好きですね。 そういう好きな役者が演じていると、よけい自己に投影してしまうのか、このシーンは面白かったです。
 
 ただ、彼女との結末のところは、私も中年男(気持ちは若いんですが)としては、もうちょっと楽しいものになってほしかったのですが、まあ、あれがより現実的なところでしょうか?
 
 現実的と言えば、ひとつだけ、この回の苦言を呈すれば、この小林薫演じる主人公は、子供の時に、おばあさんに預けられ育ったとありました。 そのオバアサンは、今流行りの海女でありましたが、関西風の言葉使いからして、伊勢かどこかの海女のようでした。 しかるに、このおばあさんや他多くの海女に囲まれ育ったこの子供の話す言葉が、とても共通語的だったことは、少々不満でした。
 
 まあ、とはいえ、このドラマシリーズ全体として、とても楽しんでおります。 次回が、最終回ですが、このようなドラマがもっと増えることを期待しております。 まあ、超少子高齢化の時代、ホッといても、そうなるのでしょうか?!  そう思うと、それも何だかオジンくさくなって、ハツラツとした青春ドラマもいいなあーとも思うし、私も難しい中年のおっさんになってしまったのでしょうか? ポテチン。