裏 島 うーやん の 嘆き

  錦鯉の水槽が出来て以来、少々、倦怠感と言おうか、中ダルミと言おうか、そういう日々が続いております。 まあ、毎日の日課は、何とかこなしていますが、何か新しいものに向かう気はしません。 
 
 で、その延長線ではないのですが、来る6月の25日から2週間、妻や子供たちは、妻の友人と友にフランスへ行き、そちらでサイクリングを楽しむそうです。 私は、動物たちの世話などの留守番役というよりも、積極的には行きたくないというのが本心でした。 ですから、この頃は、さらに一人でノンビリという感じです。 でも、結構長いので、突然ですが、もし良かったら日本の皆さん、私の家に来て、その間、アイルランド巡りでもしませんか? ダブリン空港まで来て頂ければ、あとは私が面倒みますよ。 我が家で寝泊り、食事をする分には、出費不要ですし。 二人連れでもOK。 
 
 と、こんなことを書いても、すぐ対応出来る人などいないのですがーーー。 まあ、上記のことは、イイカゲンに言った訳でもありませんが、何か変なもの感じた読者の方もいるかもしれません。
 
 変な文と言えば、私は、自分の記事をダジャレ、パロディ、ブラックユーモアなどを満載のものにしたいという願望は、ずっと以前からあったのですが、そういうものと同時にまた、まじめな話も書きたいということもあり、同じブログでは、読者を混乱させるということもあって、いままでのところユーモアなものは、ほとんど書けてません。
 
 最も、私には、面白いものを書くその才能もありませんし、また、そのネタ出しには、今日本で起こっているいろんな情報を幅広く受信していないと、できないと思うので、外国住まいの私には、ほとんど無理なことなのですがーー。
 
 オモロイとかユーモアな文章は、気をつけないといけないのは、他人を理由なく傷つけるということもあるでしょうが、その反面、民主主義の原点とも言うべき、批判精神と繋がっていると思うので、大事な作業であると思っています。 そういうこともあり、自分ではちょっとすぐには無理なのですが、つい最近、ちょっと面白そうなブログを見つけたので、その人のをしばらく見てみようと思っています。
 
 ところで、最近、いろんな人たちの書いた文を見ていますと、〜〜と書いたあと(  )の中に、笑うの笑の字やその他の言葉を入れたりしていますね。 あれは、どういう意味なのか、よくわかりません。 相手に、笑えと言っているのか? 自分の自嘲なのか?など。 もちろん、あの絵文字も20年前に日本を出た私(途中3年間、沖縄に居ましたが)には、そういう文化が、20年前は女子中高生だけに見られた現象だったので、その意味も当然じぇーんじぇーんわかりません。 今は、私と同世代のオッサン(この言葉も最近は市民権を得ているようですね)も、この絵文字を多用している人もいますね。
 
 また、少し前、ある記事で、今の人は、単語や成語を間違った意味で使っているというのがありました。 中には、50%を越える日本国民が誤用している言葉があると。 でも、この記事はちょっとおかしいと思います。 歌は世に連れ、ではないですが、言葉もそうです。 今現在、過半数がそのように使っているのなら、その使い方が正解なのです、残念と言えば残念なことかもしれませんが。 そういう意味では、私も、絵文字を理解しなくては、いけないのかもしれません。
 
 まあ、そういう日本の日々の刻々とした変化を知覚できない私は、ホントに浦島太郎です。 日本の裏側にある愛蘭土島の日系の人間ということです。
 
 今、日本で、普通にあることで、私の感覚からは、少し変に思うことは、他に、日本で、休日が欧米のように振替月曜日などになっていることもその一つです。 成人式が、正月すぐあとだったりもして。 運動会が、春にあったりも。 もう日射病はなく、熱中症ですね。 カレンダーが、ほとんど日曜日始まりになってしまっています。 日本では、その傾向がより強く感じます。 私は、月曜日始まりが好きですし、こちらでそういうのを探して買ったり、自分で作ったりしてます。 そのほうが、新しい週もガンバルぞという気になります。 7曜も当然、人工の産物ですが、原点の聖書・創世記を読めば、日曜日が最後というは明白だと思うのですがーーー。
 
 で、また、面白い文のことに戻りますが、パロディーというのも批判精神の大事な部分だと思いますが、これも先日、どなたかの記事で、フジテレビのお笑い番組が、あの小保方氏の論文に関するパロディーをやろうとしたことに対するものがありました。 (余談ですが、別のニュースで、私は、この年になって初めて、論文を1本2本と数えるというのを知りました。 ホントかえNHKさん?) 
 
 で、その記事の著者は、要するに、パロディーは、相手が権力を持った、あるいは、強い人間だけに対象するべきである、というようなことでした。 私も、それに100%賛成です。 ただ、その対象が、強いか、権力があるか、というのをどのようにして決めるかですよね、問題は?
 
 その人は、イギリスの例を出し、イギリスでは、政治家や王室に対するパロディーのことを言っていましたが、日本に置き換えた時には、政治家だけに絞った言い方しか、していませんでした。 皇室は、どうなのか、何も書いてない。 で、小保方氏の件は、彼女が、弱い人間であるとして、この場合のパロディーは、ふさわしくないものとしていました。
 
 30歳を越える人間は、特に若くも弱くもないし、りっぱな成人であると思います。 国民投票では、18歳にまで成人年齢を下げようという政治家の魂胆もあるほどですし。 また、女性であること自体も、弱い立場であるとするにも男女同権の今、そうであってはいけないでしょう。
 
 で、彼女の地位は、弱いのか? どうでしょうか? りっぱ肩書きの仕事だと思います。 また、この論文が、もし大成していたら、彼女は、ノーベル賞の有力候補になる可能性大です。 なったら、日本女性初ですよね、たしか。 そういう凄いと言おうか、大きな問題をはらんだ論文の疑惑ですから、それをパロディーに、という考えは、私はあってもいいと思います。 
 
 私には、このお笑い番組のやりたかった詳細は、わかりませんので、表現全部がどうなのかと言われてもわからないのですが、昨今の日本のマスコミや政治家、あるいは一般人による番組や本などへの無分別な批判は、表現の自由の見地から大いに気がかりです。 
 
 ちょっと、取り留めないことを書きました。 それと、小保方氏の研究自体については、これまで何も書きませんでした。 私は、ブログでは、世間と同じ意見なら、私の意見など書く必要がないと思っているからです。
 
 でも、ついでですので、ひとつだけ、ボヤかせていただくと、「科学実験にコツはいらんで!」 と言いたい。 コツは、職人や外科手術の世界。 科学の実験は、適正に正確に実施しないといけないのは確かですが、コツは、いらんでしょう! それと、あのインディペンデントの存在も理研は、チャックしたのか? STAPがあるというなら、公開でやったら、それこそノーベル賞ものになるのに、なぜ彼女は、やらないのか? 
 
 一言と言いながら、いままで書いてなかったので、疑問をいっぱい書いてしまいました。 ホントは、もっと言いたいですが、データをいじったらイカンと、早稲田大学の先生たちは、学生に強く言わなかったのか、などなどーーー。  では、本日は、この辺で。  悪筆失礼。