錦鯉のコンクリート水槽作り 付録 水漏れの件など

 前回でキレイに締めたと思ったのですが、ちょっとやはり書いておいた方がいいと思いました。 主に、水漏れの関係です。
 
 まず、⑰の最後に書いた水漏れ最中にでも利用できるシリコン接着剤のことですが、あの後すぐ使ってみました。 シリコンの中身を50度以上にしないといけないので、大きな鍋で80度以上の湯の中にこのシリコンを20分以上浸けて置いてから使用しました。 もちろん、丈夫な手袋をはめて。 それで、水漏れしているので、このシリコンの塗布は、当初は、シリコンが水に押されて浮き上がる感じでしたが、やや冷めるにしたがい固くなっていき、そして、漏れの多かった箇所からの漏れの勢いは、少なくなっていった感じでした。 でも、その周囲から、また水がでてくるようになりました。
 
 それにもめげす、さらにシリコンを注入し続け、そのへんにあった木切れをヘラのように使い、このシリコンを押さえつける感じで、均(なら)していきました。 結局、小さな箇所だったのですが、このシリコン全部使いきってしまいました。 使い切ったあとも、まだ、水漏れは、多少ありましたので、心配していたのですが、数分後、より固くなっていく過程で、だんだん漏れの様子が、確認できなくなりました。 
 
 ということで、その後今日まで、そのパイプどうしの継ぎ目からの水漏れは、ないようです。 ただ、この垂直のパイプは、その上方でフィルター本体と繋がっています、そこのつなぎ目は、ゴム製で当初からフィルターに付属しているものですが、このゴムの継ぎ目から、非常に微々たるものですが、水の漏れがあります。 
 
 しかし、これについては、このゴムのつなぎ目をより一層強く締めて、そのゴム製品自体を傷つけても元も子もないので、これぐらいの水漏れは、許容範囲として放って置くことにします。 この製品の構造上のことでもあるし。 この漏れは、おそらく1日1-2リットル程度でしょう。
 
 さて、もう一つの水漏れ、そう、あの底抜きとポンド・ライナーの接着部からの水漏れは、どうなったんや、とお思いの方もいらしゃるかもしれません。 これについては、私の予想どおり、はっきりとしません。 でも、この水漏れも、少なくともかなり改善されており、それがあるかどうかの判定も難しいのです。
 
 というのも、この水槽からの水漏れが、1日に100リットルあったとしても、この水槽の水のかさは、6-7mm減少するだけです。 20リットルなら、1ミリ強です。 この程度では、雨水が入ってきたり、あるいは、逆に、温かい晴天の日では、水表面からの蒸発による水量の目減りなどがありますし、本当にわからないというところなのです。
 
 ま、というトコで、この水漏れの件は、はっきりしないままということです。 どうせ、この私が、生きている間、しかも、ある程度元気な間の趣味ですので、まあ長くても15年程度もてばいいのですから。
 
 それと、この水漏れへの対処で、底抜きの周りが白いシリコンなどで結構見苦し感じになっていたと思います。 でも、この底抜きには、キノコの傘あるいはドーム球場の屋根のようなフタがついており、これを被せるようになってます。 なので、最初から、このカサの下にあたる部分を多少ヨゴしていても、大きな問題にはならないと思い作業してました。
 
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 左は、昨日撮った写真で、上方の丸い円盤のようなものが、そのフタです。 直径30センチくらいありますかね。
 
  なお、あれから、鯉たちは、より元気になってきました。 そして、私たちの目には、以前より本当に大きく見えます。 やはり、距離の差でしょうね。 水槽を作った意義がより増しました。
 
 
 ただ、私のカメラでは、この魚たちを綺麗に撮影することは、どうも難しいようです。 写真では、光の散乱などのせいか、うまく撮れません。 水も、もっと透明感があるのですがーーー。
 
 さあ、本当に、一応すべて書いてきたつもりです。 水漏れなど、完全に解決していなくとも、まあ、全体としては、回っているのだから、それで良しということにします。 世の中も、そんなモンでしょう。 完璧を求めても、そんなものはないしーーー。 人間自身もすべてに凄い人間なんていないし、誰もが、どこかにいい加減なところがあるのと同じでーーー。
 
 いかんいかん、また、つ・ボ・や・き口調になってしまいました。 それでは、皆さん、このコーナーは、本当におしまい。 以上、「水漏れ甲介」ならぬ「水漏れ雅也」でした。 ポテチン!