錦鯉のコンクリート水槽作り ⑱ 一応、完成とします!

 昨日、鯉たちを無事、新しい住処に移動できました。 ふー! これで、この夏は、他のDIYにゆっくり取り組めそうです。
 
 まあ、その後の経過を紹介しますと、あれからペンキ塗りを始めました。 飾りブロック部分は、空の青色、下の壁部分は、白く塗っていきました
 
 なんかちょっと、ギリシャ・エーゲ海の小島にある小さな民宿の安物のプールみたいですが、青空の
イメージにしたかったのでーーー。
 
 
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 次に、水槽内の水の水質のチェックです。 一般的に、鯉の愛好家の人たちは、この魚の健康管理のために定期的に水質のチェックをしていると思います。 主な項目は、PH(私は、この年ですから、当然ペーハーと言ってますが)、アンモニア、亜硝酸、硝酸、それに、硬水・軟水とか呼ばれるあの鉱物の含有量などがあります。  
 
 (下写真) こういう試薬キットがあり、水の入った試験管に試薬を点滴するだけです。 小学校の理科の実験程度です。
 
 
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 ただ、高級魚を飼っている人は、もっといろんな項目ををチェックしているかもしれません。 温度管理もあるでしょうしーーー。
 
 今回、私は、PHと軟水度だけを調べました。 魚がいなかったので、アンモニアなどの含有は、考えられないからです。 PHは、最適値の7-8の間でした。
 
 さあ、こうして鯉を向かい入れる準備ができたので、昨日の日曜日、家族総出で鯉の移動を行いました。 が、思ったより前の池も大きく、その水量も予想以上に多く感じました。 水を抜くのが大変でし
た。 使っていたポンプの出口を変え、水を池の外に出しました。 こうでもしないと、小さな網を一つしか持っていない私たちには、鯉は捕まえられません。
 
 
 私が、中に入って、子供たちが、水槽まで運びました。 実際捕まえてみると、見ていた感じより、鯉たちは、ずっと大きいです。
 
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 13匹、無事に移動完了。 鯉たちは、興奮して水槽深くにいて、移動直後は、いい写真がとれませんでした。
 
 
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 カエルさんからの放水量もかなりあり、アイルランドのそんなに暑くない夏の酸素供給には、問題ないと思っています。(下左写真)
 
 ということで、去年の9月末に急に思いついて、10月当初に始めた水槽作り、約8ヶ月で一応完成しました。 長さ約6.46メートル、幅約2.66メートル、高さ1.36メートル、水量約23㎥の水槽が。 かかった費用は、約5200ユーロ(かなり細かなものまで入れてます。 潰れた2足の長靴代とかも。)でした。 今のレートでは、日本円で70万円くらい。 (2年前のレートなら、45万円程度)
 
 業者にやってもらえば、もっと綺麗な仕上がりが期待できるでしょうが、この4倍近い費用は、かかると思います、日本でも、イギリスでも。 
 
 あと、この夏には、あと5-6匹小さな鯉を追加する予定でいます。 この水槽の大きさなら今の3倍程度の数の鯉を飼っている人もいますが、餌代もかかるし、フィルターへの負担は、小さいほどいいですから。
 
 ついでに、維持費の関係ですが、、餌代以外に、電気消費量は、メインのポンプが、約130ワット、エアポンプが、約88ワット、紫外線器具が、約55ワットとなっています。
 
 ということで、この移動した鯉たちが、どうなるか、まだ、すぐにはわかりませんが、とりあえず、昨日,今日と、普通に泳いでいるので、これで、このシリーズのお話は、終了いたします。 
 
 
 
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 以上、うーやんの一つ水族館のお話でした、ご拝読、おおきに、ありがとさん。