錦鯉のコンクリート水槽作り ⑯ 水漏れ対策とフィルターの到着

 その水漏れですが、残っている水槽内の水は、ポンプで吸い上げ、今週の月曜の昼頃にはすべて取り除きました。 水漏れは、以前の処置で大分少なくなっており、水漏れだけで水槽内の水が無くなるのを待っていると、1-2ヶ月かかりそうな感じでした。
 
 それで、底抜き周辺を乾かし、さらに倍近くのネジクギ(スクリュー)とシリコンで、ポンド・ライナーとの接合をより完全にしようと考えました。 実は、この水漏れの原因は、一番最初、ポンド・ライナーを底抜きに張るときに、接着剤(シリコン)を塗布したのが、真の原因だと考えています。 シリコンを塗布することによって、表面に微妙な凹凸が出来てしまっためだと思っています。 強化シリコンだったので、特にそうなったのでしょう。
 
 説明書には、シリコンを塗るように書いていましたが、以前どこかで、この場合、シリコンがない方が、うまく密着すると聞いたことがあるからです。 まあ、細かい説明になりましたが。 そのシリコンでの失敗を、またシリコンを塗布することによって克服しようとしたのです、より強力なもので。。
 
 下左が、スクリューを新たに10個程度追加し、底抜きとポンド・ライナーの接合部にいっぱいシリコンを塗布したところ。 わかりにくいと思いますが。 右は、カエルさんやオーバーフロー周辺にもシリコンを塗ったところ。 シリコンは、このあと飾りブロックの下全域に塗ろうと思っています。
 
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 これで、多分一応、やれることはやった(?)と思ったので、このあと水入れの再開です。 下は、その
直前の様子。 ただ、水漏れがあまり大きなものでない場合、完全に止まったのかどうかを判定するのは、非常に難しいので、実際上は、大きな目減りがなければ、もうそれで良しとするつもりです。
 

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 そうこうしている内に、月曜日の4時頃、待望のフィルターが届きました。 単品としては、一番高い買い物です。 イギリス・ポンドで、約1400ポンドしました。 これは、今、ヨーロッパでとても人気のあるフィルターです。 エヴォリューション・アクア(Evolution Aqua)社製のネクサス(Nexus)310というものです。 処理能力(34㎥の水量まで可能)の割には、非常にコンパクトなのです。 ただ、この会社は、ドイツかオランダに本社があるようですが、日本には、どうも進出していないようて、この製品はないみたいです。(ウェブサイトを見る限りでは)
 
 
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 それで、一般の方に、普通はどんなフィルターが使われているかというのを示しますと、下の2つの写真のようなものが主流で、これらのフィルターの表面積は、水槽や池の表面積の4分の1ぐらい取る場合もあります。 専門家の中には、3分の1必要という人もいます。 
 
 フィルター(ろ過器)には、普通、様々なろ過の過程があるので、その種類ごとに区画を設けて、その部分のろ過機能を発揮させるのですが、私の購入したネクサス310は、円筒形の中にそのような区画があり、ろ過材も効率のよいものが使われているので、このようにコンパクトなものになったようです。
 
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 さて、このフィルターやその他の装置の組み立て、そして、試運転の様子は、次回で。