とても小さな珍客の到来。

 天気などのため本来のDIYは、少し滞っていますが、ちょっと違ったDIYを紹介します。 
 
 アイルランドでは、どの家庭でもセントラル・ヒーティングを使っているのですが、この暖房装置は、灯油ボイラーで水を沸かし、その湯を家中に配置したパイプに循環させて、各部屋を温めるというもので、熱交換から言えば、非効率なものだと思いますが、どうなんでしょうか? 
 
 我が家では、年間1500リットル以上の灯油を使います、我が家は、近所と比べても少ないほうだと思っていますが。 まあ、その湯を、毎日、お風呂に使ってもいるのですがーーー。
 
 そのボイラーなんですが、私の家は2001年に建てましたが、ボイラーは、家の中に設置されています。 もっと最近の家のものでは、屋外に設置されているようです。 
 
 で、今日の話は、この我が家のボイラーの排気を外に出すところに、最近、非常に小さな鳥が巣を作り出し、困っていたのです。 当然、ボイラーから出る熱風で、巣作りのための小枝や羽毛などが燃えて、あたりに焦げ臭い匂いが充満しますし、第一いろんな意味で危険です。
 
 下がそのボイラーの排気口です。 以前は、この周りに金網が張ってあったのですが、腐食して穴が空き、そこから、この小鳥が入りだしてきたので、金網を取りました。 でも、まだ入ってくるので、写真にあるように  針金で、排気口の穴(直径2cmほど)をさらに狭く、入りにくくしました。 
 
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 で、どんな鳥が、来ているのかというと、日本のスズメの半分ぐらいの大きさしかないブルー・ティッツ(Blue Tit)という小鳥です(100%確かではありませんが)。 下に示しましたが、日本の一般の皆さんは、まず見たことがないと思います。 この鳥は、あまり人なつっこい方ではないようで、私も今回のことがあるまで、気がつきませんでした。 黄色い腹が目立ち、小太りな感じなんですが、あんな小さい穴を出入りしていました。 排気口付近を調べていた私の目の前を、勢いよく飛んで出ていったこともありました。
 

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 ずっと前、こちらでよく見る鳥たちを紹介しました http://blogs.yahoo.co.jp/ueno828/31640609.html )が、まだまだ、未知の鳥や動物がいるかもしれません。
 
 こういうことがあり、私の娘などは、この鳥の住処が気になっていたので、この私は、そのへんにあった木切れを集めて、急きょ簡単な巣箱を作りました、今朝(このブログを書く前に)。 
 
 下の写真は、ボイラーに灯油をおくるためのタンクです。 その下に、その巣箱を置いてみました。 これで、けっこう雨風は、防げると思うのですが、さて、この小鳥が、この巣箱を気に入ってくれるでしょーーうか?
 
 
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