錦鯉のコンクリート水槽作り ⑨ ブロック8段目とリターン設置

 昨日の日曜日は、全日快晴で、DIYがはかどりました。 今日は一転しての風雨。 
 
 そして、天気と言えば、こちらは、3月10日頃から1週間以上、比較的温かい日(13,4度)が続きましたが、その後今日まで、10度を下回る日が続いています。 そのせいで、温かい期間に、蕾が出て膨らんできた我が家のソメイヨシノは、すっかり咲くタイミングを失い、今年も、葉桜がほとんどの状態になってしまいそうです。 遅咲きの品種では、不作の年は、いままでなかったので、早咲きのソメイヨシノは、3月の天候不順が甚だしいアイルランドでは、不向きということでしょう。
 
 さて、鯉水槽のブロック積みも7段目を終え、8段目に入りました。 だいぶ高くなってきて、このブロックが崩壊しないかと心配になったり、そのようなことを夢にでもみるのかな、と思ったりもしますが、いまのところ頑丈にできているように見えるし、夢にも出てきません。
 
 それで、ブロック積みは、私としては、壁の高さが日に日に増していくので、楽しいものなのですが、この記事を見ている人には、少々詰まらないものに見えているかもしれません。 これから、段々その他の部品や装置を設置していく行程があるので、そこには多少の変化が出てきます。
 
 今回は、その装置の1つで、濾過を終えキレイになった水を水槽に戻すためのホースとその連結部(コネクター)をブロック壁に設置しました。 リターンという英語の方が、わかりやすいでしょうか。
 
 下写真の左が、コネクターです。 これが水槽側の連結部です。 この写真の中の左側を今回、ホースにくっつけ、ブロック壁に固定します。 右のフタのようなものは、防水シートを被せてから水漏れがないようにするためのもので、後でまた接着します。
 
 右写真が、ホース(内径40mm)にプラスチック用の強力接着剤を塗っているところ。 非常に強力なので、迅速な動きが必要です。 日本にあるかどうか知りませんが、こちらでは、池や水槽作りによく使われているもので、ソルベント・セメント(solvent cement)と呼ばれています。 まあ、プラスチック用ならば、どれでもいいと思いますが。
 
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 力を入れて、ぐっと押し込みます。 こんなこと書く必要ないか。 とにかく、下写真の感じです。
 
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 そのホースとコネクターをブロック壁の中に設置します。 このホースもけっこう強靭なものですが、曲げたり、ノコギリで切るのは簡単です。 ブロックを少し壊して短くし、ホースの入る空間を作ります。
 あとは、他のブロック同様、モルタルやコンクリートで固めるだけのことです。
 
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 このリターンの位置は、7段目ブロックの上で、水槽の底からは、約100cmのところになります。 汚れた水が、水槽の底から出てフィルターに入り、きれいになった水が、ポンプの力で、このリターンから水槽に戻るという具合です。 だから、あまり低いところに設置すると、その意味が薄れると思います。
 
 ということで、今回のリターンとブロック積みの8段目の半分が、できたところです。(下右図)
 
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