錦鯉の水槽作り ⑥ 周辺の整備(続き)

 水槽作りの紹介も、ほぼ現在時に近づきました。 このあとは、1つ1つその時の作業が終わったあと紹介することになると思いますので、次回の報告は、一ヶ月以上先になるでしょう。
 
 水槽周辺の整備は、通路の改良ということに加え、将来、この場に、屋外用のテーブルや椅子を置きたいとも思ってやりました。 電気コードは、念のため、鉄パイプ(そのへんにあったもの)に収容しました。
 
 作業は、部分分割した区域を決め、そこにモルタルを流し込むという通常のものです。 人間が歩くためだけなので、そんなにぶ厚いモルタル(あるいはコンクリート)は、必要ないのです。 下の4枚の写真が、その行程を示しています。
 
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 上右の写真の時点で、通路としての機能ができたので、一応、この先は、ゆっくり焦らず、いい天気を待ってDIYをしていける、と思いました。
 
 しかし、低温で、しかも結構な雨風の中の作業をやったせいか、ところどころ表面のセメント部分が、洗い出されてしまい、その下も少しずつ剥がれていっている箇所がでてきました。 まあ、大きな問題ではありませんが、いずれまた、モルタルを塗り直さなければなりません。
 
 と、まあ、ここまで、錦鯉の水槽作りのDIYを紹介してきました。 国の規制や立地条件が違うので、日本の皆さんには、どこまで参考になったかどうかわかりません。 でも、前にも言いましたが、長さが3m、水量が5㎥ぐらいの水槽作りでは、私がやっているものに比べ、労力の総量としては、かなり小さくなりますので、体力的にも、そして、費用的にも、そんなに難しいものではないと思います。 これぐらいの水槽が出来れば、鯉は、70ー80cmぐらいまで大きくなるし、5,6匹は最低でも飼えます。 
 
 そういう大きな錦鯉を間近で眺めるのは、とても素晴らしいですよ。 これも、日本文化の大いなる遺産。 今の多くの日本人にとって、関係のない世界になっていることは、残念です。 専門家や業界のPRなどにも問題は、あるのでしょう。 最近は、室内のガラス水槽で、20cm前後の小さな錦鯉の飼育を勧めている店もあります。
 
 でも、私の感じでは、小さい鯉は、かなり敏捷で、見ていてあまり癒し感がありません。 やはり、少なくとも50cmぐらいの鯉にならないとゆったり感がありませんね。 まあ、もちろん、好き好きですが。
 
 と、錦鯉産業と言いますか、業界と言いますか、そのようなことや品評会のことなどについては、また、おいおい私の意見を述べたいと思います。 では、このコーナーは、しばらく開店休業の状態に。