尊敬する人たちの死

 今日は、総理の16日解散のニュースが飛んできました。 でも、今の政治は、激動期みたいで、変化が激しく、何が起こるかわかりません。 なので、政治のことは書きません。
 
 そのニュースと同時に、森光子の訃報がありました。 少し前、藤本義一も亡くなりました。 お二人とも関西出身で、私も、尊敬していた方々だったので、本当に残念です。
 
 また、今日のヤフーのニュースに、菅原文太が、引退すると言ったニュースもありました。 それで、皆さんは、見たかどうかわかりませんが、今年の初めから来年1月に掛けてのNHKスペシャルで、「日本人は、何を考えてきたのか」という番組があります。 これは、明治以来の日本の主な思想家を取り上げた番組で、明治憲法に反対して、もっと民主的な憲法を作ろうとした人たちやあの幸徳秋水なども扱い、その活動を評価していました。
 
 国民主権と言う立場から、なかなか良い番組だと思いました。 来年1月に、その3部が、放送される予定です。(たぶん、教育テレビで、Eテレですか、今は)  
 
 で、この夏に放送されたものの中で、東北人の生き様を扱った回がありました。 明治以来の東北人の苦難とそれに立ち向かった思想家たち、そして、今回の大震災の悲劇とそれにどう立ち向かっていくか、という事がテーマだったと思います。 その回の進行役の一人が、菅原文太でした。 その中で、彼は、心底本音と思われる言葉を吐いており、なかなかいい番組であったと思います。
 
 自分が好きだった芸能人などの死去のニュースを耳にしますと、自分を作り上げてきたものの一部が無くなるようで、本当に寂しく、また、自分も間違いなく年をとっていっているという事実を改めて思い知らされます。