ブラジルのジーコは、ズィーコと呼んであげて!

  私のブログの訪問者が、延べ1000人を突破しましたが、ほとんど友人たちへの伝言みたいなものになっているので、どうということはないのです。 また、もうすぐ、この言語の関係が終われば、一休みをしようと、前にも書いたとおりですので、どうかご了承を。
 
 それで、続きの外来語ですが、日本語をつくりだすほうは、その外国語を輸入したい人たちに任せるとして、カタカナ語を、より原語に近い発音にするために、私は、いくつかの提案をしたいです。
 
 もっとも、私が持つ英語や日本語に関する本などからの情報・知識は、このインターネットの時代の前のものがほとんどなので、いまでは、どこかに似たような意見や提案が、いっぱいなされているかもしれません。 でも、元来のナマケ者なので、他のウェブサイトは、あまり見ていません。 だから、全然、目新しくないことばかりかもしれませんが、どうかご了承を。
 
 まず、いままででも、VIOLINをバイオリンではなく、ヴァイオリンと、表記することは可能ですよね。 そうVA,VI,VU,VE,VOは、ヴァ、ヴィ、ヴ、ヴェ、ヴォでいけますよね。 そして、 FA,FI,FU,FE,FOは、ファ、フィ、フゥ、フェ、フォとします。 
 
 ご存知の方も多いと思いますが、おかしなことに、いままでのローマ字表記では、ハ・ヒ・フ・へ・ホは、それぞれHA,HI,FU,HE,HOとなることが多かったです。 フの音だけFの字をあてていました。 富士山のマウントFUJIのように。 これは、おかしいですよね。 現代の日本人は、西洋語のFの発音のように、下唇を上の歯で噛んで発音するようなことはないのに、なぜかフの音だけ、FUとローマ字表記されていました。 
 
 これは、どちらかというと、それを見る西欧人側の立場にたって作ったような気が私はします。 つまり、英語では、HUという並びでは、「ヒュー」と発音するのが普通で、「フ」というようなことは、ありません。 英語の中で、HUを「フ」と発音するのは、サダム・フセイン(HUSSEIN)などの外国語由来のものだけです。
 
 で、私のは、FUの音を、本来の西欧語のFの音に似せるために、その表記をフゥと小さいゥを付けて強調するのです。 それから、SA・SI・SU・SE・SOですが、従来は、サ・シ・ス・セ・ソと表記しますが、これをSIの音は、シではなく、スィやスィーで表記することにする。 ZのZIも、ジではなく、ズィかズィーにする。  
 
 中学生や初心者の外国語の勉強で、その発音には、発音記号を習うべきだという人もいますが、私は、発音記号もカタカナ表記も同じようなもので、原語の音の約束ごとだけを示しているに過ぎないと思っています。 実際の外国語の発音の習得には、やはり実際の音を何度も反復して聞くしかないということは、確かだろうと思います。
 
 まあ、そういうことで、もう少し工夫したこのようなカタカナ表記だけで十分であると思います。 そして、いままで書いたような新しいカタカナ表記の発音は、今の若い人たちには、ほとんど問題ないと思っています。 我々の世代でも、その父母の世代とは、外来語の発音において、かなり差があるのは、ご存知のとおりです。