今度は、トランポリンで伸びやかに!

 またまた、 アイルランドのスポーツと言おうか運動に関して書くことにします。 と言っても、アイルランドで、盛んなサッカーやラグビー、そして、アイルランド式フットボールやアイルランド風ホッケー(ハーリング)のことは、他にいろいろ書かれているから書きません。
 
 アイルランドで、人々の庭を見ることができたら、そこには、必ずと言っていいほど、トランポリンが置かれているのを見つけるでしょう。 そうです、その家族に中学生より小さい子供がいて、トランポリンが置けるだけの広さの庭があるなら、たいていの家族は、トランポリンを持っています。 たとえ、どれだけ庭が」小さくても、トランポリンが優先するような感じで。 トランポリンは、ほとんど直径3-4メーターの円形のものです。
 
  でも、だからといって、アイルランド人が、とても器械体操に興味があって、競技として強い国であるということは、まったくありません。 そのまったく反対で、この国では、器械体操は、ほとんど行われていないです。(一部、子供のレッスンはあるようですが)
 
 トランポリンは、まったく子供の遊び用だけで、ほとんどの子供は、ただビョーン、ビョーンと垂直に跳ね上がって、楽しんでいるだけです。 そして、中学生くらいになると、体重が重くなりすぎてか、興味がなくなってか知りませんが、トランポリンは、庭の片隅に置かれ、だんだん朽ちていくようです。
 
 私のところにも、トランポリンは置いてます。 4年ほど前に買ったもので、直径4m、値段は200ユーロでした。 今の為替レートだと、2万円ちょっとです。 安いでしょう。 我が家の場合は、子供と一緒に私もちょくちょく跳んでます。 トランポリンは、気楽に出来、簡単そうですけど、実は、結構体力がいります。 
 
 私の場合は、柔道の補強運動という側面もあって、膝を中心に跳ね上がっていますが、私の日本の友人によれば、本当は、膝は常に伸ばして跳ねないといけないそうです。 まあ、それでも、ビョーン、ビョーン何回も飛び跳ねるのは、この前の水泳のところでも同じようなことを書きましたが、重力が軽くなって、本当に楽しいものです。 私の場合は、出来る限り高く飛んで、開脚をしたり、宙返りをしたり、そして、ネットの上でのストレッチなどもしています。
 
 普通のアイルランド人の大人では、まずトランポリンは出来ません。 ただ高く飛び上がるだけでも、できません。 足の力と全体のバランス感覚そして敏捷性が、無いからでしょう。 まあ、その前に重過ぎますがーーー。
まあ、水泳は、水の中で、体重が軽くなるので、多くのアイルランド人がやりたがるのかもしれませんが、トランポリンや柔道の受身のような運動をするのは、一苦労です。 まあ、人種や民族で、得意分野が異なるとでも言いましょうか、それも良いことですかね。